●配信者ちゃんと新品マイク ページ17
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ましろさんは飛びつくように扉へ駆け寄り、ゆっくり扉を開けた。
どうやら宅配業者の方のようで、ましろさんのありがとうございます〜！と微かに上擦ったような声が何回も聞こえた。
もう一度、ばたんと扉の閉まる音が聞こえると、パタパタと少し駆けてこちらへ寄ってくる足音。
「楓！届いちゃった！マイク！」
大きめのダンボールの上から、覗き込むようにこちらを見てくるましろさん。
きらきら、という言葉が世界一似合うような笑顔で、その場にダンボールを置いて貼ってあるガムテープを剥がし始めた。
「…ガムテープ、あんまり散らかさない方がいいんじゃないですか？」
「え、え〜、後で片すから、まずこれ！」
ましろさんはあっという間にガムテープを剥がしきり、中から白い箱を取り出す。
箱にはマイクの名前と、その写真。
かなり洗練された、というかシンプルなデザインだった。でも、そのシンプルさがかっこいい感じ…箱の背景のお陰かもしれないが。
「じゃ、開封の儀！」
上に貼ってあるセロファンを剥がして、箱を開けるましろさん。
その手つきはとても丁寧で、少し震えているように見えた。
そして、最後のビニルを剥がし、こちらへ見せてくる。
「見て…やばい…」
「…はい…よく分かりませんが、凄いですね…」
よくわからないのは事実だが、なんというか迫力がある気がするので賛同しておく。
ましろさんは早速立ち上がり、配信スペースに設置する。
あまりゴテゴテしていない配信スペースといい感じにマッチするマイク。
ましろさんは満足げに眺めている。
「いや、感謝だなぁ〜…あ、呟いとこ」
そういって素早くスマホを取り出し、シャッターを切りまくるましろさん。
楽しそうで何よりだ。
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優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 零麗さん» 名前は大丈夫ですよ！書いてくださり有難うございます！ (2021年10月9日 1時) (
レス) @page21 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
零麗(プロフ) - 優夜@skpr/Bscさん» わわ、素敵なシュチュエーションありがとうございます…！書かせていただきます！また、大好きとお言葉を頂けて嬉しい限りです！これからも頑張っていくので、よろしくお願いします…！！ (2021年10月8日 7時) (レス) id: 85454a74f4 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 配信者ちゃんが風邪引くシチュとか、親友と配信者ちゃんがばったり会うシチュはどうですか…？楓が「あれ、配信者ちゃん来てない。珍し」って心配するとか…。あ、すみません、この作品大好きです、頑張ってください！ (2021年10月7日 22時) (レス) @page19 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零麗 | 作成日時：2021年9月18日 17時
