●配信者ちゃんと大困惑 ページ10
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え、これはどうしよう、どうするのが正解なんだ？
これで声出しして、批評が飛んできたり、ましろさんが炎上したら…気が気じゃない。
ぐるぐると悪い考えばかりが私の頭の中を駆け巡る。
ましろさんはあれ〜、と呟くと、
「ごめんみんなぁ、楓はちょっと忙しいみたい。さっきまで隣にいてくれてたんだけどさ、今コンビニ行ってるっぽくて。ごめんねー、助手の話はまた今度！あたしもズボラだからさ、食べ物とか買いに行ってくれたっぽいわ〜」
ましろさんは普段の調子で私の話を誤魔化した。
コメントもそっか！や、ましゅちゃんの助手とか絶対忙しいじゃん、とそこまで厳しいコメントは無かった。
…助かった…。
ましろさんはその場にあったメモ帳を1枚破ると、喋りながら何かを走り書きして私に押し付けた。
不思議に思いそのメモを見ると、
『悪いけど、スーパー行ってきてもらってもいい？カップラーメンあたりお願いしたい！』
そんなことが書いてあった。
とりあえず行くか。財布とスマホだけでいいか、制服姿だけど…。
靴を履いて、薄い扉を開ける。
いってきまーす、と小さな声で呟いて、外へ出た。
…あれ、ましろさんからお金受けとってなくないか。
ましろさんに言われた通り、スーパーへ行ってカップラーメンを3つほどカゴに入れているとそんなことに今更気づいた。
仕方ない、後でお金を返してもらおう。
そのままレジへ行き、お金を出してお釣りをもらい、カップラーメンを袋に入れてスーパーを出る。
良かった、お金足りた。金欠だから個人的に無駄な出費は抑えたかった…財布が軽い。
ましろさんに少しの怨念を抱えながら、薄っぺらいビニル袋に入ったカップラーメンごと軽く振り回す。
空、青〜い…空気、涼し〜い…。
いやなんだよこのよく分からない感想は。
ぶつくさ思いながら、倉庫の扉を開ける。
配信中のましろさんと目が合う。ましろさんは掌を合わせて、ごめん！と口パクで言ってきた。
私は軽く頷き、カップラーメンズをキッチンに置いて、適当に座ってスマホを見始めた。
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優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 零麗さん» 名前は大丈夫ですよ！書いてくださり有難うございます！ (2021年10月9日 1時) (
レス) @page21 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
零麗(プロフ) - 優夜@skpr/Bscさん» わわ、素敵なシュチュエーションありがとうございます…！書かせていただきます！また、大好きとお言葉を頂けて嬉しい限りです！これからも頑張っていくので、よろしくお願いします…！！ (2021年10月8日 7時) (レス) id: 85454a74f4 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 配信者ちゃんが風邪引くシチュとか、親友と配信者ちゃんがばったり会うシチュはどうですか…？楓が「あれ、配信者ちゃん来てない。珍し」って心配するとか…。あ、すみません、この作品大好きです、頑張ってください！ (2021年10月7日 22時) (レス) @page19 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零麗 | 作成日時：2021年9月18日 17時
