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そんな関係が1年すぎて…もうすぐ2年。
私たちもあと少しで卒業という頃。
「おはよう、ギョンス。寒いね〜」
「あ、A。おはよう」
登校途中でギョンスを見つけて話しかけると、
冬の朝はいつも、寒くてマフラーに埋まって顔をしかめている彼が、珍しく頬を緩ませている。
「なにか良いことでもあった？」
「え？あ、なんで？」
明らかに動揺してるし。
朝からこんなに機嫌が良いギョンスは貴重だもん。
「ギョンス、なんか嬉しそう」
「えー、わかるの？まいったな、」
照れくさそうに笑いながら白い息を吐くギョンス。
「実は、昨日さ、ヌナに子どもが生まれて」
「え？！本当に？おめでとう！ございます！」
「アハハ、ありがとうございます」
「どっち？女の子？男の子？」
「男の子。」
「わー！そうだったんだ。ギョンス、叔父さんになったんだね！」
「うん。高校生で叔父さんになるなんて…」
なんて言いながら、喜びを隠しきれない顔。
ギョンスのお姉さんの話はちょこちょこ聞いていたけど。
2つ年上で、学生結婚したって。
あ、『今日はヌナが来るから』って急いで帰ってたこともあったな。
お姉さんのこと、大好きなんだ、ギョンス。
あんまりそういう風に見えないのに…かわいいな、ふふ。
「ギョンスって…ヌナパボ？」
「なんだよ、それ」
「ふふ、ギョンス叔父さん！良かったね！」
「うるさいな…でも今日は許す」
「わー、もう甥っ子には甘いんだ！」
「甥っ子かぁ…へへ、写真見る？」
「見る見る！」
ギョンスが見せてくれた携帯の画面には、まだ顔の赤い生まれたばかりの赤ちゃんを怖々と抱いてるデレデレ顔のギョンス。
「か、かわいい〜〜赤ちゃんもギョンスもかわいい〜〜」
「なんで僕まで…」
「名前は？決まったの？」
「うん、"ジョンイン"っていうんだけど…ヌナは"ジョンイニ"を短くして"にに"って呼んでる」
「にに？かわいい！」
「本当…赤ちゃんって、可愛いよ。」
「ふふ。ギョンスがそんな幸せそうな顔するなんてね〜」
本当に幸せそうだった。
ギョンスをこんな顔にさせちゃう"にに"とお姉さんが、少し羨ましくなるくらい。
どんな人なんだろう。
いつか会ってみたいなぁ、ギョンスのお姉さん。
その小さな願いは、数年後に思わぬ形で叶うことになるんだけど…
その前に、私とギョンスの恋は
あっけなく終わりを迎えてしまう。
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結奈(プロフ) - 夜分遅くにすみません。パスワードを知りたいでま。教えていただけるとありがたいですよろしくお願いします！ (2017年10月7日 1時) (
レス) id: be7197cd5b (このIDを非表示/違反報告)
ame(プロフ) - るなさん» わー！るなさんごめんなさい！見落としていました(T^T)(T^T)ジュンミョンキュンキュンしていただけてとっても嬉しいです！このストーリーから派生して長編になったのでよかったらそちらも読んでいただけたら幸せです！お返事遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。 (2017年5月6日 7時) (レス) id: c7ff18eb8d (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - ジュンミョンめっちゃきゅんきゅんしました、、；； (2017年4月3日 21時) (レス) id: c1c2583b8e (このIDを非表示/違反報告)
ame(プロフ) - まーさん» まーさん！コメントありがとうございます。ちょっと頼りないセフンちゃんてますが…愛していただけて本当に嬉しいです。うわん。わたしのほうこそ幸せです。。ありがとうございます(T^T) (2017年2月22日 20時) (レス) id: c7ff18eb8d (このIDを非表示/違反報告)
ame(プロフ) - ももたろうさん» ももたろうさん(T^T)今更のお返事お許しください…(T^T)ギョンスのお話読んでくださってありがとうございます。このギョンスはとっても想いがあるので、好きになっていただけると本当に嬉しいです。ありがとうございました。それから、本当にごめんなさい。 (2017年2月22日 20時) (レス) id: c7ff18eb8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ame
| 作成日時：2016年2月14日 23時
