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もともと頑張り屋気質のAだから…もうほんと、倒れないか心配で。
そーっとそーっと。
起こさないように彼女にも布団をかけて…
そーっとそーっと、寝室を出た。
＿＿パタン。
扉の閉まる音を聞きつけて、二つの頭がこちらを向いた。
SE「おんまも寝ちゃったの？」
「うん、だから二人とも静かにね。」
俺もその間に…少しでも家事を終わらせておこう。
モングとビビにもご飯をあげて…Aに習って部屋の掃除も前よりは得意になった。
いい天気だし、もう洗濯物も乾いてるかな。
ベランダに出て取り込んでいると…
＿＿ガラガラガッシャーン！
？！！
なんだ？！リビングからものすごい音。
残りの一枚を引っ掴んで、音がした方に向かった。
・
・
「……うわぁ……」
そこはもう、一つの戦場とでも言うかのように、文字通り、ひっくり返されたおもちゃ箱。
あちこちに散らばったブロック、積み木、ミニカー、エトセトラ…
思わず、はあぁー…と大きなため息が出た。
「何やってんだよ〜」
俺を見てシュン、となる息子たち。そんな可愛い顔で見上げたって…ダメだからね！普段はそんなに口うるさく言う方じゃないハッピーな俺だけど。
「まったく…こんな大きな音出したら…」
俺のお説教が始まるよりも早く、リビングのドアが開いた。
「…ありゃ。また、派手に散らかしたね？」
「A…」「「おんま…」」
目をショボショボさせながらも俺の好きな、少し困った顔で笑ったA。
「ほら、おんま起きちゃったじゃん。赤ちゃんが寝てる時は一緒にお昼寝させてあげないとなんだぞ？だから静かに遊んでろって言っただろ？」
「「……ごめんなさい…」」
「チャニョルオッパ、大丈夫ですよ。少し寝たらスッキリしました…あ、洗濯物、入れてくれたんですか？ありがとう」
にっこり笑う彼女は、本当にさっきよりも心なしかスッキリした顔をしているけど。
「…もっと寝てればよかったのに、ごめんな」
「ううん、充分です」
JI「おんま…あのね、おんまにおてがみかこうとおもって」
SE「プレゼントもつくろうとおもって、したのおもちゃばこ、だしたかったの」
「そっかそっか、ありがとう〜ごめんね、下に入れちゃってたから、ひっくり返っちゃったんだね。怪我しなかった？」
二人の頭を優しく撫でるA。
セフンとジョンインは嬉しそうにほっとした顔で笑った。
……やっぱり、彼女には敵わないな。
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まま - お、お子さんできたのか...(想像しちゃう)結婚式のシーンも見て見たかったなぁ。お疲れ様です、文章力すごい。楽しかった (2020年9月18日 21時) (
レス) id: 54f59f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
ame(プロフ) - ぽんさん» ぽんさん＊コメントありがとうございます。お返事が遅くなって大変申し訳ありません；；とっても嬉しいです。。このお話のスピンオフなどをツイッターで公開してるのでお時間があるときにでも覗いてみてくださいね。本当にありがとうございました＾＾ (2017年10月7日 21時) (レス) id: e45fc58aae (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - はじめまして。イッキに読みました。お気に入りにして、また読み返してます。凄く感動して涙が溢れてきました。これからも頑張って下さい。 (2017年6月11日 23時) (レス) id: a4e9c02f4b (このIDを非表示/違反報告)
ame(プロフ) - ぱくつかさん» ぱくつかさん！コメントありがとうございます。わー！こんなに長ったらしいものを一気にだなんて…！ありがとうございます。、キュンキュンしてもじゃもじゃいただけて嬉しいです…!これからも頑張ります！ありがとうございます。 (2017年3月31日 6時) (レス) id: c7ff18eb8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつか(プロフ) - こんにちは！昨日から今日にかけて一気に読ませていただきました！とってもキュンキュンで涙が止まりませんでした（ ; ; ）これからも頑張って下さい！！ (2017年3月25日 16時) (レス) id: f548d24e62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ame
| 作成日時：2015年10月15日 20時
