バンカラから来たアイドルちゃん！3 (ページ18)

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気持ち　Coleusサイドページ18

『ハイ、カラ、ウォー、カー？ナニソレ？』

「ざっくりいうと、イカの世界の雑誌」

やっぱり、記憶書き換えてるから

イカの世界のこととかも知らないことになってるわね

『エ！？イ、イカ！？イカ、コワイヨ……ナンデ雑誌ヲ持ッテルノ？』

「イカの世界を知ってからだと攻めやすいからね。あと、イカの世界の中での流行りとかトレンドとかも、これで覚えてるのよ」

『ソ、ソウナンダ…』

言えない

イカの世界に憧れて

イカの世界がどうなってるか知るために

深夜に地上に忍び込んで

雑誌を盗んだなんて

！！！絶対に言えない！！！

『アレ？コノ4人組ハ誰？ヨク出テキテルケド』

「こいつらはS4。全員、ハイカラシティのウデマエS+のチームリーダーで、ドがつくほど有名なの。一番強いのはスカルっていって、この紫インクの奴よ」

――アタシは雑誌に載ってる――

　――紫インクのボーイを指差す――

『コノピンクインクノボーイハ誰？』

「そいつはアロハ。S4の中だと3番目に強いの。持ちブキは.52ガロンね。そいつが気になるの？」

――急にLoveが黙った――

「Love？ちょっと、Love？聞いてんの？」

『ア、ゴメン！ボーットシテタ！』

「まさか、見惚れてた訳じゃないわよね？」

『ソ、ソンナ訳ないよ！この人達全員イカダシ！』

「よかった……まぁ、そうに決まってるわよね！」

変に安心しちゃった…なんで？

『……？コノズボン下ロシテル子ハ？』

「……そいつはアホで有名なブルーチームメンバーのゴーグル。私達の敵、カラストンビ部隊の一人よ。ちなみにズボン下ろされてるやつはライダーって言って、そいつもカラストンビ部隊の一人」

『エ！？テ、敵！？ナンデ知ッテルノ？』

「一度戦って、将軍様が捕まったからね」

マジでアイツラ頭のネジ外れてる…

シオカラ節が流れた途端に縄引きちぎって踊りだすわ

急にゴーグルを褒めてくるわ

仲間の吸盤にくっついてぶら下がるわ

さらわれているのにも関わらずお弁当食べるわ

[くやしかったら中に入ってこい！入らないと損するよ！とってもおもしろいぞーー！]って言っただけで簡単に入ってくるわ
↑(バンカラから来たアイドルちゃん!第十話を参照！)

アイツラいろいろヤバいわよ