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緑side
「ヤス、また後でな！」
雪崩れ込んできた、信ちゃんとりょうちゃんにかっ攫われて、メイク室に連れて行かれた。
ほしたら、そこにもうマルちゃんは居って、ちゃっかりメイクも済ませてた。
探し回ってたりょうちゃんは、マルちゃんにきゃんきゃん言うて怒ってる。
全員の撮影、って聞いてたけど、まずは二人ずつからの撮影らしく、一番手は忙し目の信ちゃんとりょうちゃんが撮影して、二番手はりょうちゃんとマルちゃんが撮影する。
その間に俺はメイクしてもらう。
と言っても、ついさっきまで撮影してたから、ちょっとお直しする程度で終了。
鼻歌なんて、歌うつもりなかったけど…歌ってたらしい。
「…たつ、えらいご機嫌さんやな」
「そうかな」
「めっさにやけてるやんけ…何かええことあったんか？」
「ふふん、どうやろ」
「あったな…」
「教えたろか？」
お喋りしてたら、ヤスが入って来た。
ちら、と視線を送ると、ヤスが微笑んでくれた。
「…何や判らんけど…良かったな？」
信ちゃんが寂しそうに、呟いた。
「何で信ちゃんが寂しそうなん？」
そう耳打ちをすると、耳を覆ってた手を掴んで怒られた。
「気色悪い！」
「ごめんなさい」
泣き真似しながら、またヤスに視線を向けると、今度は心配そうにしてる。
そこに横山くんが入って来た。
何でだか…また信ちゃんの顔色が悪くなる。
どないしたんな？
「おーくら、チェンジ〜！村上くんも！」
聞こうと思ったところに、呼ばれて、マルちゃんとりょうちゃんとハイタッチ。
「どっくーん！どの座長が良いん？」
「うー、えっとな…」
…横山くん、ほんまに行く気やねんな。
その後、俺も信ちゃんも集中して撮影に臨んだ。
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蒼乃碧(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございました！ようやく移行完了でございます！良かったらまた読んでやってくださいませm(__)m (2018年7月19日 15時) (
レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - シヨウヨ2楽しみです！頑張ってください！ (2018年7月11日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃碧 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月3日 8時
