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青 side
店の前で、皆んなと別れて、三々五々に家路につく。
見送られんの嫌いやから、皆んなの背中を見送る。
…あんまり飲んでへんけど…明日も仕事やし、おれも帰るかな…。
そう思って、タクシーを拾おうと、歩き出した時。
ポケットの中のスマホが震えた。
…おーくら？
一瞬、そう思って、スマホを取り出すと、意外な人からのLINEだった。
しぶやん電話して
…いやいや、用事があるならLINEじゃなくて掛けてくれたらええのに…。
そう思ったけど、その前におれはえらいしぶやんのご機嫌を損ねていたことを思い出した。
それも気になっていたので、おれは電話を掛けることにした。
「もしもし？」
「…ヤス？」
「うん」
「もう家着いた？」
「…まだ」
そんなに早く着く訳ないやろ、、とちょっと笑ってしまった。
「ほしたらな、ちょっと出てこられへん？」
「うん…どこ？」
しぶやんの家、とかやったら嫌やな、なんて思ったけど、杞憂だった。
しぶやんが指定したのは、昔二人で何回か行ったことのある、この近くの店だった。
…懐かしいな。
しぶやんとこんな風に待ち合わせするなんて。
もうそんなコト、無いかと思ってた…。
「ほな、行くわ」
「…待ってるからな、ブッチすんなよ？」
「当たり前やん」
電話を切ると、なんか判らんけど…笑いが込み上げてきた。
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蒼乃碧(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございました！ようやく移行完了でございます！良かったらまた読んでやってくださいませm(__)m (2018年7月19日 15時) (
レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - シヨウヨ2楽しみです！頑張ってください！ (2018年7月11日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃碧 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月3日 8時
