甘えん坊ウサギの溺愛警報ＪＫ (ページ5)

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何でここに？ページ5

『なんで、だってぐうちゃんえっ』

未だにびっくりし過ぎて言葉が出ないA

固まってるAの後ろから写真を覗くテヒョン

ｔｈ「うわっ、これ君なの」

「こら勝手に見ちゃダメでしょ」

ｔｈ「でも、見てみてよ。別人だよ」

写真には今の姿からは想像できないような体格をした男の子が

しかも眼鏡をしていて女の子と2人で仲良く並んでいる写真

ｔｈ「よく、同一人物だってつなげられたなAも」

『人の物勝手に見ちゃダメでしょ。返すねぐうちゃん』

『だって笑い方が、そっくりだったぐうちゃんのままだったんだもん』

久しぶりでグクの顔を見たまま喋るA

ｓｎ〈でもさっき名前聞いてきたとき知らないって言ってたじゃない〉

話に割り込むように話してくるさらちゃん

クラスの皆もグクの後を追うように教室に入ってきていて

皆が私たちの関係を噂している

『ずっとぐうちゃんとAちゃん呼びだったから本名は知らなかったの』

『確かにそうだね』

ぐうちゃんも相打ちを打つようにうなずきながら言う

『何で転校したの？』

『昔、『重い』って言われて気づいたんだ
　Aちゃんの為にもかっこよくなって見せるんだって
　もう重いなんて言わせない様にって』

『なんか昔の私がごめんなさい』

『別に今はもう気にしてないそのおかげで今こうして

自信を持ってAちゃんの前に立っていられるから

Aちゃん俺と付き合って』

キャーと女の子達が悲鳴を上げていると

先生が教卓を出席簿で叩く

［うるさいぞお前ら早く座れー］

先生の声で皆が自分席に座る

［君はこっちに来て］

グクを黒板の方へ来させる

『また、お話ししようね』

グクがそう言い

Aも自分の席へ戻る

『あれ2人ともいつイチャイチャ終わったの？』

「Aがあいつと話してるときにはもうナヨンは俺から離れてた

　皆が来たらスッて降りたいきなり」

『そうだったんだ』

聞いた割にはあまり興味がないような返事をするA

Aはさっきの告白はどういう事なのか考えている