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先輩の顔をまともに見れず、ごにょごにょしてたら着信音がなった。
YG「…」
RRRRRR
「せ、先輩！電話ですよ！でなきゃ！」
YG「チッ」
YG「はい、ミンです
ああ、お世話になっております、はい、はい」
た、助かった。
ちらっと盗み見ると、先輩の横顔。
どうしよう、かっこいいよ…
テヒョンだって、ソクジン課長だってかっこいい顔をしてる。
でも、今の私には、誰よりも先輩がかっこよくてキラキラして見える。
ふと先輩と目が合った。
思わず顔をそむける。
落ち着いて、心臓。
目が合っただけで、鼓動が速くなる。
なんでこんなに好きなんだろう。
なんで諦められないんだろう。
YG「…あれ食べるか？」
いつの間にか電話を終えた先輩。
視線の先には、前に買ってもらったトゥンカロンのお店。
「…今日はいいです」
YG「そっか…
んじゃ帰社するか、17時から企画とのミーティングだわ」
「はい」
申し訳なくなる。
先輩は気をきかせてくれたのに。
ただ後輩として優しくしてくれてるのに、それをうまく受け取れなくて心が痛い。
ごめんなさい。
今はまだ先輩をただの先輩として見ることはできないから。
いつかまた前みたいな先輩と後輩になれるように。
もう少し時間をください。
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先輩のことを諦められなくて、心の中は先輩でいっぱいで。
その中に他の人が入る余地はない。
たとえ振り向いてもらえなくても、好きな気持ちがあるうちはテヒョンのことを想うことはできない。
だから、テヒョンにそのことを伝えなきゃ。
いつまでも返事を先延ばしにはできないし、これ以上待ってもらうのは心苦しい。
たくさん想ってくれて、本当に好きでいてくれてるって分かったから。
私もその気持ちにきちんとこたえないと。
「テヒョン、話があるの」
TH「…やだ
なんか嫌な予感しかしない」
「テヒョン…」
TH「嘘、ごめん
今日、ごはん行く？」
「うん」
TH「じゃあ、また後でね」
ご飯屋さんに着いても、食欲は湧かなかった。
これからテヒョンに伝えることを思うと、胸が苦しくて。
TH「A、食べないと冷めちゃうよ」
「うん、」
TH「ほら、口あけて、あ〜ん」
「じ、自分で食べれるよ」
TH「いいから、あ〜ん」
小さく口をあけると、えらいえらいって誉められた。
TH「…どんな時でも食べなきゃダメだよ
人間、体が資本なんだから」
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am(プロフ) - りんごさん» 更新を楽しみにしてくださりありがとうございました♡おかげさまで完結することができました！寂しがってもらえるなんてありがたいです(´ฅωฅ｀)続編はまた思い付いたら書かせてもらいますね！ (2022年7月16日 1時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
am(プロフ) - さやさん» 丁寧に読んでくださったんですね、ありがとうございます♡たくさんのお褒めの言葉嬉しいです(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)もったいないくらいです！こちらこそ素晴らしいコメントをありがとうございます♡ (2022年7月16日 1時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
am(プロフ) - 秋桜さん» 嬉しいお言葉の数々ありがとうございます♡そんな風にお話に心を寄せてくださるなんて感動です( ⁰̷̴͈ ֊ ⁰̷̴͈ )亀更新にも関わらず最後まで読んでくださりありがとうございました！私も大好きです♡ (2022年7月16日 1時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 初めまして。いつも更新楽しみにしてました！え、終わり？って声が出てしまうくらい寂しいです🥺いつでもいいので、続編期待してます🥹 (2022年7月16日 0時) (レス) @page50 id: 82a7dc7e49 (このIDを非表示/違反報告)
さや - テヒョンも一途でドキドキさせられて、フラれちゃうところは胸が苦しくなりました…😢女の子も可愛らしかったです！こーーーんなに素晴らしいお話を読ませていただけて幸せです💓長くなっちゃいました😅 (2022年7月16日 0時) (レス) id: 956debd54e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：am
| 作成日時：2022年4月22日 18時
