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HS「ははっ、可愛いね〜
なんか初々しい」


あわあわしてたら、


YG「あぁ、もう、帰るぞ」


「え?」


先輩は私の鞄を持って、腕を引っ張った。


JN「こら、勝手に」


YG「どうせすぐお開きでしょ」


HS「ヒョンまじで過保護だ〜」


YG「こいつ、そんな男慣れしてないんで
こんなとこに置いておけないから連れて帰ります」


「せ、先輩?」


NJ「ヒョンやるなぁ」


HS「Aちゃんも大変だねぇ」


YG「チッ…」


ずんずん出口に向かって歩き出す背中についていく。








お店を出ても手首を掴まれたまま。


いいのかな。
先輩に連れられて出てきちゃったけど。
勝手に抜けちゃうなんて。






バス停について、先輩の手が離れた。


YG「大丈夫か?」


「何がですか?」


YG「ヒョンかなり酔ってたから…
普段はあんな触って絡んだりしないんだけど」


「ちょっとびっくりしたけど平気です
今日はたくさん飲んでましたもんね」


いつも以上に陽気な課長は面白かった。


YG「…」


「なんだか楽しかったです」


それに課長から聞いた先輩の話が何より嬉しくて。


思い出して頬がゆるむのをなんとか口元に力入れて誤魔化す。


YG「…」


ぺしぺし


「な、なんですか?」


先輩が私の両肩を手のひらでたたいてはらう。


YG「…なんでもない」


って言いながらも、先輩は私の肩や背中をぺしぺしはらい続ける。


「もしかして何かついてますか?」


YG「まぁ…ある意味」


「?」


YG「ヒョンに、さわ…」


YG「…やっぱいいや」


「えぇ、気になりますよ〜」


YG「…バス来た、帰るぞ」


「待ってくださいよ」


バスに乗っても、先輩は難しい顔をして何か考えてた。



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am(プロフ) - りんごさん» 更新を楽しみにしてくださりありがとうございました♡おかげさまで完結することができました!寂しがってもらえるなんてありがたいです(´ฅωฅ`)続編はまた思い付いたら書かせてもらいますね! (2022年7月16日 1時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
am(プロフ) - さやさん» 丁寧に読んでくださったんですね、ありがとうございます♡たくさんのお褒めの言葉嬉しいです(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)もったいないくらいです!こちらこそ素晴らしいコメントをありがとうございます♡ (2022年7月16日 1時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
am(プロフ) - 秋桜さん» 嬉しいお言葉の数々ありがとうございます♡そんな風にお話に心を寄せてくださるなんて感動です( ⁰̷̴͈ ֊ ⁰̷̴͈ )亀更新にも関わらず最後まで読んでくださりありがとうございました!私も大好きです♡ (2022年7月16日 1時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 初めまして。いつも更新楽しみにしてました!え、終わり?って声が出てしまうくらい寂しいです🥺いつでもいいので、続編期待してます🥹 (2022年7月16日 0時) (レス) @page50 id: 82a7dc7e49 (このIDを非表示/違反報告)
さや - テヒョンも一途でドキドキさせられて、フラれちゃうところは胸が苦しくなりました…😢女の子も可愛らしかったです!こーーーんなに素晴らしいお話を読ませていただけて幸せです💓長くなっちゃいました😅 (2022年7月16日 0時) (レス) id: 956debd54e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:am | 作成日時:2022年4月22日 18時

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