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「…告、白？」
たしかに、ひかるに大好きって言った。両思いだね〜！って言った。でもそれは、愛の告白とかではなくて、「友達としての好き」だ。何なら、ふっかにも大好きとか言ったことあるし、私は男女問わず友達に好きってよく言っている。要するに、友達へのポップな愛情表現だ。
けれど、ひかるはそれをガチの告白だと受け取ってたってことだ。思い返せば、あの日から「今何してんの？」「会いたい」「誰とご飯行くの？」「男と会ってないよね？」「構って」「ちゃんと返事してよ」といったように、嫉妬深い彼氏のようなLINEがきていた。
そして、それが内心嬉しく思う自分もいた。ひかるはかっこいいし、とにかく優しい。付き合ったら絶対大切にしてくれそうで、ひかると付き合う子はきっと幸せになるだろうと思っていた。
実を言うと、私はひかると親しくなった当初、彼に好意があったのだ。けれど、友達として親しくなった以上、付き合うなんてありえないと、心の奥で感情に蓋をしたのだ。
それなのに、まさか、こんな事になるなんて…
「...私は、友達として好きって意味で言ったの」
「友達として...？」
「うん」
ひかるは悲しそうに眉毛を垂らし、表情を歪めて、じっと私を見つめてきた。
「俺は...ずっと好きだったよ。ずっと、Aに惚れてた」
「...ひかる、」
「でも俺はもう友達でいるつもりはない。もう限界なんだよ…友達に戻れない」
「っ、」
「Aを他の男にやるつもりもないし、手離す気もない」
「...え？」
「お前は俺の彼女だから」
「っ！？」
「俺たちは、3週間前に付き合ったんだよ！Aが違うって言っても、俺は付き合おうって意味に受け取ったし、俺はこれからもAの彼氏でいるから」
突き刺すような視線と目力に息が詰まる。じりじりと寄ってくるひかるに後ずさろうとしても、シートベルトで固定されて、身動きひとつ取れない。覆い被さるように近寄られ、シートごと倒されてしまった。一気に頭の中がパニックになる。
「ひかる、ちょっと待って、！」
「待たない」
「ほんとに待って！」
「逃さないって」
大きな肩を押し返すも、私の抵抗なんてひかる相手じゃ何の意味もなくて、簡単に腕を掴まれて封じられてしまった。
「このまま、ここで抱くから」
至近距離で見つめられたまま爆弾発言を落とされた。片手で頬を包まれ固定されて、口付けられる。
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関西弁大好き - 続き見たいです❗楽しみに待ってます❗お体に気をつけて頑張って下さい😆🎵 (10月24日 0時) (
レス) id: dc054cb4c4 (このIDを非表示/違反報告)
EM(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。ラウさんガッツポーズしてると思います！ (6月17日 13時) (レス) id: 3626747921 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ラウにおちました (6月16日 17時) (レス) @page19 id: 84e97ac5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EM
| 作成日時：2022年9月19日 12時
