_ ページ35
.
「別に重くないんだけど」
S「今の発言は重いだろ！」
R「ていうか、しょっぴーって彼女の写真たくさん撮るタイプなんだね〜意外だった〜」
S「まじ！？」
R「うん、彼女さんで画面いっぱいになってたよ！」
S「まじでっ！？」
最悪……
ニヤニヤしてるラウールとなぜか嬉しそうな佐久間。まじでうざい。
「...写真あったら悪いかよ」
S「悪くないよ！普通だろ！？俺も彼女専用フォルダあるし、彼女の写真は撮っちゃうよね〜！」
R「いや、佐久間くんは想像つくけど、しょっぴーは意外だった！しょっぴーって彼女に対してサラッとしてそうな気がしたからさ、そんな彼女大好きとは思わなかったから」
S「あ〜ね」
「いや、別に俺は彼女専用フォルダとか作ってないし」
S「作れよ！彼女フォルダ！」
なぜか熱くなる佐久間。
「ていうか、そんな彼女の写真撮ってるつもりなかったし」
R「でもカメラロール、彼女で埋め尽くされてたよね？」
S「まじ！？翔太かわいい〜！」
R「ね！彼女でカメラロールいっぱいなしょっぴーかわいいよね！」
「いや…俺、さっきカメラロール見て、こんな撮ってたんだって気づいたんだよ」
R「あはっ、自覚なかったんだ！」
S「無自覚〜！あははっ、翔太っぽいわ！」
「何が」
S「翔太、無自覚で彼女溺愛してるタイプってことでしょ！？」
「は？」
無自覚で彼女溺愛…？なんだそれ？俺は別に普通なんだけど。
R「ねえ、さっき彼女に興味持つなって言ってたけどさ、なんで？なんでしょっぴーの彼女に興味持ったら嫌なの？」
「は？お前、そんなの誰だって嫌だろ、自分の彼女を他の男に見られんのなんて」
R「それって独占欲だよね？自分以外の男に見られるのも嫌ってことは」
「独占欲...？違うだろ」
S「あははっ、無自覚で重い〜」
R「しょっぴ〜可愛い〜」
「まじうざいわ、お前ら。とにかく俺の彼女に興味持つなよ」
R&S「「はーい」」
S「(いや〜翔太、無自覚に重いの可愛いわ〜)」
R「(ね！無自覚しょっぴー可愛い)」
聞こえないように小声で言ったつもりだろうが、しっかり聞こえていて、「うるさい」と言う代わりに大きく溜め息を吐いた。そしてブログ用にと、自撮りを撮る。端に写り込んだ二人組は若干ブスな表情だけどスルーして載せてしまえ。
世界で1番可愛くて大切な彼女を他の男の目に触れさせたくないと思うのは普通だろ。俺は束縛とかしないし、独占欲とかも人並みだと思う。
俺のどこが重いの？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1002人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
関西弁大好き - 続き見たいです❗楽しみに待ってます❗お体に気をつけて頑張って下さい😆🎵 (10月24日 0時) (
レス) id: dc054cb4c4 (このIDを非表示/違反報告)
EM(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。ラウさんガッツポーズしてると思います！ (6月17日 13時) (レス) id: 3626747921 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ラウにおちました (6月16日 17時) (レス) @page19 id: 84e97ac5a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：EM
| 作成日時：2022年9月19日 12時
