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「ラウちゃんっ、退いてっ！」
「じゃあ、俺のこと、もう子ども扱いしないって約束して？男として見て」
「わ、わかったから、」
「それから、そのかわいい顔、他のメンバーに見せないで」
「なに言って、」
「顔真っ赤にして目潤ませて」
「じゃ、じゃあ、ラウちゃんが退いてよっ」
「俺のせいなの？」
「そうだよ！早く退いてっ」
「ふふっ、かわいい。完全に俺のこと意識し始めちゃってるじゃん…ふふっ、すごく嬉しい」
そう言ってラウちゃんは私から離れて、ソファーにポスっと音を立てて座った。私はがくりと力が抜けて落ちるように椅子に座った。
「Aちゃん」
「なに、」
「マジな話、Aちゃんが初恋なんだけどさ」
「え、」
「初恋の人を一途に愛しぬくのが俺の人生の夢なの」
「っ、」
「俺ねえ、掲げた夢は全部叶えないと気が済まないタイプなんだけどさ、今まで叶えられなかった夢ってないんだよね〜すごくない？」
「ラウちゃ、」
「将来が楽しみだな〜10年後には俺たち、夫婦になってるんじゃない？ふふっ」
「っ、」
「マジな話、俺、子ども好きだから3人くらい子どもほしいの。Aちゃんと俺の子、絶対可愛いと思う〜！そう思わない？」
いつものきゅるきゅるした可愛い天使みたいな顔で想像にも無いことをスラスラと話すラウちゃん。困惑して何も言えずにいると、康二くんと目黒くんが戻ってきて、あっという間に和気藹々とした空気が流れる。けれど、今まで感じていた実家のような雰囲気は消え去ってしまった。
子どものように明るい笑い声を上げて康二くんに絡むラウちゃんとパチリと目が合った。一気に顔が熱くなる。
RN「あれ？Aちゃん、なんか顔赤くない？」
「あ、ちょっと暑くて、」
RN「そう？」
KJ「たしかに暑いかもな〜冷房つけよか？」
ニヤリと口角を上げて微笑んだラウちゃんを嫌でも意識してしまう。スッと自分の唇に触れた彼をみて、熱くなる顔を仰ぐのに精一杯だった。
計算高く賢く察しの良い君なら、きっともう分かってるんでしょ？
Something new
You know what we gotta do
Let's have it all
Kissin' my lips
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関西弁大好き - 続き見たいです❗楽しみに待ってます❗お体に気をつけて頑張って下さい😆🎵 (10月24日 0時) (
レス) id: dc054cb4c4 (このIDを非表示/違反報告)
EM(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。ラウさんガッツポーズしてると思います！ (6月17日 13時) (レス) id: 3626747921 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ラウにおちました (6月16日 17時) (レス) @page19 id: 84e97ac5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EM
| 作成日時：2022年9月19日 12時
