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「あのさ、誤解しないでね？俺が無理やり連れ込んだわけじゃないからね？」
『…なぜ、ここに…？』
「Aちゃん起きないし、康二くんは彼女のところ行ったっきりLINE既読つかないし、Aちゃんちの住所LINEするって言ったのに電話も出ないし、俺は実家暮らしだからAちゃんを連れて帰るわけにもいかないし、お店から1番近かったここに緊急避難したってわけ」
『……』
「思い出せない？ここでいい？って聞いたら、Aちゃんがいいよって言ったから入ったんだけど。酔い潰れたAちゃんを1人置いて帰るわけにもいかないし』
『……ごめん、ほんと、ごめんなさい、』
ぽんぽん、とラウールは私の頭に手を置いた。
「Aちゃんもびっくりしたでしょ？気づいたら、俺とラブホにいるんだから」
『…うん』
「Aちゃん、今日お酒飲みすぎたわけじゃないのに、潰れちゃうなんて珍しいね？Aちゃんと康二くんが飲んでたワイン、飲みやすいって言ってたけど、結構度数高かったのかもね」
まあ、ワインって元々度数高いしね〜こんな日もあるよ、と優しく頭を撫でられて、どっちが年上なんだか分からない。
『ごめんね、ラウ、迷惑かけて』
「いいよ、酔っぱらって潰れたAちゃんを見れたのはレアだからね〜 それに、Aちゃんを介抱しつつ、たくさんキスしちゃったし？逆にラッキー的な？」
ニヤっと悪戯に笑うラウールに、顔が熱くなる。
『そっ、そんなの、知らないっ！覚えてないっ！』
「え〜俺が水を口移しで飲ませてあげたの、覚えてないの？…じゃあ、思い出させてあげようか？」
ずいっと今にも触れてしまいそうな程近くに顔を寄せてくるラウール。後退れば、ベッドに押し倒されるような体勢になってしまって、どんどんラウールの顔が近づいてくるから、思わず目をぎゅっと瞑った。
「……ふふっ、うそだよ」
ゆっくり目を開けば、ラウールはぺろっと舌を出して戯けた。
「ごめん、意地悪しすぎた。好きな女の子とラブホ来て、調子乗っちゃった！でも、Aちゃんが嫌がることはしないから、安心して？」
『……え？』
好きな、女の子、？
予想外の言葉に思わず固まる。
「え、って、やっぱり俺の気持ち気づいてなかったんだね、本当Aちゃんって鈍感だよね〜」
しどろもどろに口を開く。
『え、いや、だって… 全然、知らなかった、』
「いいよ、Aちゃんが鈍感なのは知ってたから」
『…ごめん、』
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関西弁大好き - 続き見たいです❗楽しみに待ってます❗お体に気をつけて頑張って下さい😆🎵 (10月24日 0時) (
レス) id: dc054cb4c4 (このIDを非表示/違反報告)
EM(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。ラウさんガッツポーズしてると思います！ (6月17日 13時) (レス) id: 3626747921 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ラウにおちました (6月16日 17時) (レス) @page19 id: 84e97ac5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EM
| 作成日時：2022年9月19日 12時
