猫 ページ25
side 猫
「 ごめん、Aとは付き合えない 」
「 Aのことは好きだけど、…ごめん 」
お姫様になりたかったわけじゃない。
ダイヤモンドの輝くシルバーリングが欲しかったわけじゃない。
ただ、あなたにそばにいてほしかった。
それだけで良かった。
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記者「今回は失恋をテーマにした内容になりますが、猫戸さんは失恋なんてしたことないですよね？」
「普通にありますよ〜」
記者「えー！ほんとですか？猫戸さんを選ばない男なんているんですか？」
「いますよ？やっぱり男の世界にいますし、一般の方々のように自由にできるわけではないし、事務所の決まり事もあるので… まぁ、私は自由にやってるほうではありますけどね、あははっ」
記者「なるほど〜 女の私でもドキドキしてしまうくらい猫戸さんは魅力的だから意外でしたけど、失恋の経験があるってだけでなんだか親近感がわきます」
「え〜嬉しいですね！失恋ってやっぱり傷つくし、なるべくしたくないじゃないですか？誰しも好きな人と幸せになりたいと願うものですよね。だから私は愛には愛を返してみんなで幸せになりたいなって思うんです」
記者「そうですね、でもそれって難しくないですか？」
「そんなことないですよ？もちろん愛が無ければダメだけれど、少しでも愛があるのなら与えるべきだと思います。与えると言っても尽くすとか大袈裟なことではなくて、ただそばにいるだけでいいと思うんです」
記者「なるほど… すごく猫戸さんらしくて素敵な考え方ですね」
今回の雑誌の撮影とインタビューは失恋がテーマ。
こんな恋愛系のテーマ散々やってきたけど、なぜだか突然頭の中に蘇ってきた遠い昔の記憶。心の奥底に閉じ込めて鍵を掛けたはずなのに。
渡「A？どうした？なんかあっただろ？」
撮影とインタビューを終えて控え室にいけば、最初に終えてひとり待機していた翔太に声を掛けられた。
「ん？なんも？全然余裕」
渡「余裕って顔じゃねぇけど」
「、余裕だってば 」
腕を掴まれそうになったのをすり抜けて、自分の荷物を置いてる机の前にいけば感じる視線。
「……はぁ、」
翔太の座るソファーに近寄って隣に腰を下ろした。
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momo(プロフ) - 猫の以外な行動が多すぎて全部が全部予想外です。これからもこの楽しいお話を読みたいのでお話を更新してくれたら嬉しいです！お願いします！ (2021年1月11日 9時) (
レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月9日 14時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EM
| 作成日時：2020年11月5日 22時
