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トリで登場する北斗の前で暗くなり､真ん中に立って数秒後｡
スポットライトに照らされた北斗が登場した瞬間に歓声がより一層大きくなり､フラッシュは目が痛くなるほど光っていた｡
『...すごいよ､やっぱり北斗は｡』
そう呟いている間に北斗が登場した位置に戻ってきて､俺の方を見ていた｡
｢大我さん､お願いします｡｣
『はい!』
そう言って俺はステージへ向かった｡
ランウェイを歩くのも久しぶりで､みんなが見ているという光景もやっぱり恥ずかしかった｡
たくさんのフラッシュを浴びる中を歩き､北斗の隣に立って辺りを見渡し深く頭を下げると拍手をもらった｡
裏に戻っても拍手をもらって､一人一人に感謝の意を伝えながら歩くと花束をもらった｡
持ちきれないほどの花束を受け取り､歩いて向かうのは北斗がいる控え室｡
入るとすぐに目が合って､北斗は立ち上がった｡
『京本｡』
『北斗､お疲れ様｡』
『どうだった??』
『最高にかっこよかったよ｡』
『京本のおかげだね｡』
素直にそう言ってくる北斗に俺はいとおしさを感じ､自然と笑みが溢れた｡
『ふふ､ありがとう｡』
『でも､頑張ったからさ｡ご褒美ちょうだい｡』
『はいはい｡』
そう言って俺が足を進めると北斗もこちらの方に足を進めてきた｡
ある程度の位置で北斗は立ち止まって腕を広げきて､俺はクスッと笑いながらその腕に収まろうと近づいた｡
しかしその腕の寸前で俺の視界はグルっと回り､一瞬で意識が薄れた｡
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みちゅどん(プロフ) - 初めまして！涙ボロボロ流しながら読ませていただきました！更新待ってます♪ (2020年9月17日 21時) (
レス) id: 7115fd05ac (このIDを非表示/違反報告)
みかん - このお話大好きです!!!これからも頑張ってください!!! (2019年9月21日 21時) (レス) id: 1179d0f47a (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 更新ありがとうございます！続き楽しみにしてます！ (2019年9月16日 23時) (レス) id: 46ec5817d4 (このIDを非表示/違反報告)
3 - 続きを楽しみにしてます (2019年5月4日 9時) (レス) id: 1f3daddeea (このIDを非表示/違反報告)
アスカ - 楽しみにしています (2019年3月13日 21時) (レス) id: b86fc9f85c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：seri | 作成日時：2019年1月26日 7時
