俺が姫ならお前は王子様［男主］2

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ruito side

やばいやばいやばい
これはかなりやばいぞ！？

ユイカが誤って俺のウーロンハイを飲んでしまった
ユイカは死ぬほど酒に弱くて酒好きの中ではあんなん酒じゃないジュース、と言われるような酒でも1口、2口飲めば酔ってしまうほど

ウーロンハイなんて飲んだら…
しかも普通のお茶やと思って飲んだやろうから結構な量いったよな…

まずいなぁ…これ…
ユイカには酒を飲ませないっていうのはだるまさんに言っちゃったし、何よりだるまさんが「ユイカには酒飲まさん、それが条件な」っていうのでユイカを飲みに連れてくことができてる

ユイカが酔ったらやばいことはだるまさんと俺がよく知っている、だからこそ俺とだるまさんの中でお店などではユイカに酒を飲まさないと密かに決めていたのに…

『んふふ〜だぁうまぁー』

そういいnqrseさんに抱きつくユイカ

n「え、！？ちょっと待って！？」

ちなみに酒を飲んでるのは俺とシス兄だけ
nqrseさんが酔ってなくて良かった…

俺とシス兄でユイカをnqrseさんから引き剥がす

『ん〜！だるまはかっこよくて可愛くて優しくてぇ俺の自慢の彼氏！別れるとかそんなん絶対無理やし、俺だるま以外に興味ないし、ていうかだるま以外の人間今更好きになれやんし、だるまさえ入れば俺の人生ハッピーエンドで終わるもんねぇ！』

俺はこのユイカを見てため息を着く
案の定、nqrseさんとシス兄は口をポカーンと空けている
まぁそりゃそうよな、あのユイカからは考えられない甘ったるい声に甘ったるい言葉
口から砂糖が出てしまうんじゃないかとすら思えてくる

ruito「はぁ…分かりました？ユイカに酒を飲ませたらヤバいって」

n「これは…エグイな…」

シス「だるさんの方が愛思いって思ってたけど…それ以上にユイカの方が愛重いんやね…」

ruito「まぁそうですね、しかもこいつ酔ったらどんな人でもだるまさんに見えちゃうんですよ、めっちゃ惚気けるしキス魔になるし誰彼構わず抱きつきに行くし…」

俺がそう説明するとnqrseさんが

n「だるまが言ってたこと今になって理解出来たわ…」

と小声で呟く
きっと裏で話した時にだるまさんがなんか言ってたんだろう
今は突っ込まないでおこう、ていうか何よりも先にしなければならないことがあった

ruito「俺だるまさんに連絡してきます、ユイカのことしっかり見ててください」

俺はそういい店の外に出てだるまさんに連絡した

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