別れた彼氏とお隣さんになりました［完結］

お隣さん32 ページ34

玄関を開けると目をキラキラとさせただるまくんがたっていた

「これガチ！？ガチで言ってる？！」

そう言いながらスマホのトーク画面を見せてくるだるまくん

『ガチだよ？だるまくんさえ良ければだけど』

私がそう言うと、だるまくんは私の肩を勢いよく掴んで

「当たり前やん！」

と、いつもより2倍くらい大きい声でそういうだるまくん
とりあえず玄関で立ち話もなんなのでリビングに案外してお茶を出す

『どこ行きたいとかある？』

私がそう聞くとだるまくんは少し悩む素振りを見せる

「いや…特には無いなぁ、逆にAは行きたいところある？」

そう聞かれたので私も考える
行きたいところ……
いや、別に特にないな

『私も行きたいところ特にないなぁ…』

そう言うと何を思いついたのかだるまくんはキラキラとした顔で

「それならデートプラン俺が考えるわ！」

ニコニコの笑顔で言うだるまくん

『ほんと？いいの？』

私がそう聞くと

「当たり前やん、いつもA仕事頑張ってるし最高に楽しい日にするわ」

と、さっきとはまた違う優しい笑顔で言われて胸が締め付けられる

「いつにする？」

そう聞かれて気づく
遊びに行くことは決まっても行く日程とかその他が決まってない

『今から予定表確認するね？』

そういいスマホのアプリを開く
休みなのは…

『来週の火曜が休みだからその日どう？』

「おん！大丈夫！」

その後は他に決めることを決めて他愛のない話を少しして解散した

来週の火曜日が楽しみだ

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