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んで、イルゼちゃんに今この私、
A・レインズが事情聴取をしております
(びくっ)
「さっさと言え。ラングナー。何を見た」
『兵長、怖いですよ。ええっと…
イルゼちゃん、女型って、どんなフォルムをしていた？』
「えっと、皮膚がなくて、赤い肉が見えていて…金髪で！女の体をしていて、15m級
です。」
『なるほど…』カリカリカリ
(チラッ)
『どうしたの？』
「あっ…その、とても綺麗な字に、綺麗な手帳だなぁ…と。」
『あぁ、ありがとう。頑張ったんだ。』
「んで、女型はどんな動きをする」
「えっと…凄く素早い動きをします。
あと！何故か、私達を捕食しようとはしませんでした…」
『え！？それは…本当…？』
「はい、私達を食べる、というか、
殺す、と言った感じでしょうか…」
「どんな感じでだ」
「……蹴ったり…殴ったり…で。」
「…なるほど、助かった。帰っていい。」
そりゃな。情報不足
『あ、イルゼちゃん！』
「はいっ！Aさん！」
『手帳…あげる！まだあんまり描いていないから。』
「えぇ！綺麗だし情報が書いてあったりは…」
『ほぼスケジュールだから。大丈夫！』
イルゼちゃんなら大事に使ってくれそうだし、
情報を大事にもって帰ってきてくれた。
こういう人にこそ手帳は必要だ、
『じゃ！訓練頑張ろうね！』
「あ…Aさん！ありがとうです！」
可愛いな、イルゼちゃん
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作者名：天雪 | 作成日時：2020年5月3日 8時
