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さっき言われたこともあり、
ドキドキする…
いやいやいや！
ARIENAI！
それに私体術得意だから！
あ、ナイフないと意味がない…
「Aー？Aー？」
『ぶわわっ！？』
「いやA、ぶわわてwww」
「もうちょい女らしい喋り方を…」
「うるさい黙れリオ」
「…はい」
モブリットさんは疲れて帰った。
いや、正しくはハンジ班の人、
エルヴィン団長、
ダニエルは眠いという理由で帰った。
…まぁ、ネタバレしないとね
コンコンコン
『…兵長、書類を提出しに来ました』
「…入れ」
ガチャリと部屋に入る
『…書類製作お疲れ様です。
ここにサインだけ、お願いします』
「…A、今朝の事だが」
『兵長…嘘の事だと思ってください。』
うん、嘘だし。
「…あ？」
『こんなっ…下らない事兵士長に言ってしまって…私、精進せねばなりませんね…』
「A、待て」
『戦いに、恋は不要ですから』
「…っ…」
よし、今だ！
『という事で、ハンジさ〜〜ん！』
ガチャリッッ！！
ドアを開けた…
否、ドアを蹴り倒したハンジさん。
「エイプリルフール！リ〜ヴァ〜イ〜！！」
「…あ?」
「兵長、これはエイプリルフール、です」
「兵長、ドッキリ大成功、ってやつです」
『…ちなみに朝告白しに来たのは
ノアが女装した姿でしたぁ〜』
「ねぇAになんて言うつもりだったのリヴァイ〜」
「おいクソメガネ、歯ぁ食いしばれ」
「痛い痛い痛い！！クソ痛い！」
たったったっ
「やぁリヴァイ、ハンジ。何してるんダァ」
「エル…ヴィン…か？」
髪が乱れ、なんか完全に酔ってる
…右手にあるのはウイスキー？
「リヴァイも飲むか？」
「私も飲むぅぅぅぅぅっっっっ！！」
「ノアァ〜もっとついで〜」
「モブリットさん、こんな大変なんだ…」
ハンジさんに振り回されるノア
「ゔぁぁあぁぁ」
酒の匂いすら無理なリオ
そしてずーっと
エルヴィン団長の愚痴を聞いてる私
みんな眠くなってきた。
いや、酔いつぶれて…
窓から見える空を見上げ、
ウイスキーを口に含んだリヴァイ。
背後には疲れて寝た
ハンジ、エルヴィン、A、ノア、リオ
「エイプリルフール、か。」
あの告白がホンモノだったら、今どうなってた
だろうか。
きっと、答えはーーー……
嘘、というのもまぁ面白い。
「お前達といると、
気分が最低だ。」
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作者名：天雪 | 作成日時：2020年5月3日 8時
