彼の感情を読み取るのは難しい (ページ8)

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不破さんの行ったことがあってたら普通に右だけど｡三枝さんについてはまぁ置いといて

｢ほんとに右なわけ？｣

黛｢いや｡分からないけど一応行ってみようかなって｣

｢かなり仲良いんだね｡黛が他の人と仲良いのあまり見た事なかったから他のライバー達がいい人ってことじゃん｣

黛｢まぁ｣

そういう黛は少しなんか不機嫌そうに見えたけど
まぁいいやと思いとりあえず黛の横を歩いていった

黛｢(Aが取られそうで嫌なんて言えないんだよなて)｣

｢黛｡あそこにいる人達のこと言ってたの？｣

何やら人の姿が見えた

黛｢そうだね｣

黛｢叶さんと葛葉さんだよ｣

叶｢あれ？まゆゆじゃん｣

葛葉｢黛じゃん｣

叶｢隣にいるのは新人くん？｣

｢どうも｡夜宵A｡よろしく叶さん葛葉さん｣

軽く挨拶しとけばいいでしょ

叶｢よろしくねAくん｡葛葉人見知りだから多分話す機会少ないと思うけどごめんね｣

葛葉｢おまっ…！叶！｣

まるで｢なんで言ったんだ｣と言うように叶さんにキレてる葛葉さん｡なんというか…威嚇してる犬みたい
そういえば｡時間…18時か…案外早いな

｢じゃあいつか普通に話せたらいいね｡そろそろ時間も時間だし俺と黛帰るから｡叶さんと葛葉さんまた後で｣

叶｢もうそんな時間？…ほんとだ｡またね〜｣

葛葉｢なんか…いつもより時間の進み早くね｣

叶｢話してたからかな〜？｣

｢黛｡施設の人大丈夫？｣

黛｢この時間帯なら一応ね｣

｢なら良かった｡今日はありがと｡色んなライバーのこと知れた｣

黛｢平気だよ｡その代わり初コラボは俺とね｣

｢わかってるよ｣

黛｢またね｣

｢うん｣

とりあえず家に帰るか
────────────────
家に着き機材の置いてある机に向かった
ちょうどパソコンを開いた時だった

｢…なにこれ｡エラー？｣

｢エラーが発生しました｣という文字が点滅していた
何となくわかったけど

｢ハッキング…されたってことかな｣

まぁ別にハッキングされたらしょうがないけど

カタカタカタカタカタ

｢よし｡何とかなったかな｣

誰かしたかわかんないけど身内ではないことは確かだし

｢…なんの意味でだか｣

まぁとりあえず後で対処しよう｡配信しようと思ってたんだよね

｢さすがにやってる途中にまたなるのめんどくさいし…対処してからにするか｣

ほんと…

｢こっちだってハッカーだよ？｣

馬鹿にしないでもらいたいね

____夜宵Aもハッカーだった