【文スト×ハイキュー】元マフィアの探偵は高校生を護衛するそうです

バレー部の顧問 ページ10

｢では、水瀬先生お願いできますか?｣





『はい、構いません』





質問タイム、か





俺、こういう質問を考えるの





苦手なんだよな…




｢はい!じゃあ俺から!
先生は何歳ですか!?｣




『26歳ですよ』




｢｢えぇ!?｣｣
｢もう少し若く見えるよ!｣


『あら、ありがとう』




正直驚いた




20代前半なのかと思っていたけど





26歳だったなんて





｢はい!じゃあ次私!
先生彼氏いますかー!?｣



｢｢(ナイス…!!)｣｣





今、男子の心の声が聞こえた気がする





若干女子も混じってるけど




『いません』




｢いそうなのに｣




スガがそう呟いたのが聞こえた





確かに、先生くらい美人だったら



いてもおかしくないのにな




その後は




好きな食べ物だとか好きな色を聞かれていた





流石に初歩的すぎるだろ





｢時間的にあと一人な〜｣





｢えっ!!じゃあはい!!
先生はどこの部活に来ますか!!｣





『男子排球部、バレー部…だったかな?』




……!!



バレー部にくるのか!?





｢え〜!サッカー部にきてよ〜!!｣
｢女バレにはこないのー?｣




『ごめんね』



そんな事、聞いてないぞ



｢やったな!大地!!｣
｢あ、あぁ｣



皆が物凄く悔しがっている




特に鼻の下を伸ばしていた男達がな




『部活以外でも関わる機会は沢山あるから
その時に沢山お話しましょう…?』





先程までボヤいていた輩も



水瀬先生のその言葉で漸く諦めが着いたようだ




凄いな



｢ま、仕方がないもんな｣
｢澤村と菅原ずりぃよ!!｣




｢そう言われてもな…｣
｢へへ、いいだろ〜?｣



スガがドヤ顔を披露している




その顔やめろ



その時、



『澤村くんと菅原くんはバレー部なの?』




急に話を振られるものだから




心底驚いた



｢えっ、あ、はい!｣
｢そ、そうですけど｣




『じゃあ今日の放課後、部活で使ってる体育館まで案内してもらえるかな…?』




｢｢わかりました!｣｣




今日から来るのか




こりゃ、




西谷と田中をからかう事は出来なさそうだ

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