【文スト×ハイキュー】元マフィアの探偵は高校生を護衛するそうです

敵襲(?) ページ17

｢｢｢ありがとうございました!!!!｣｣｣




もう終わりか




いや、時間は結構経っているのだが




あっという間だったな…




｢水瀬さん!!俺のスパイクどうでした!?｣




田中くんが凄い勢いで話しかけてきた




スパイクとは…あれの事か?




というか何故水瀬"さん”なんだ




『凄くかっこよかったよ』




｢ｱｻﾞｱｱｱｱｯｽ!!!｣




…私はだいぶ好かれているようだ




いや、別に悪い事ではない





寧ろいい事なのだ




だがまぁ…これは…




｢おい田中〜?
水瀬先生に迷惑かけんなよ〜｣



｢はｯ!!すみませんｯ!!｣



助かった…



菅原くん、ありがとう


────────────────
一応数学教師として潜入しているため




授業で使うプリント類やらを作成していたら




こんな時間になってしまった




…帰るか




……ん?



家の中から気配がする




数は…1人のようだ




まさか、敵襲か…?




鍵を開けた瞬間に襲ってくるかもしれない




少し慎重に…って、え?




私が色々考えあぐねていると




中から鍵の開く音が聞こえた




思わず身構える…が、中から出てきたのは





『おい、何故ここに居るんだ









──────────治。』




｢いや〜Aったら私に挨拶もなしに
行っちゃうんだもの｣




『いや…時間がなかったんだ
仕方がないだろう』




というかどうやって入っ…あぁ




お得意のピッキングか




『というか、治はいつから居たんだ?』




｢ん〜、お昼位からかな〜?｣
『は?』




お昼から…?



そんな前からずっとこの家に居たというのか…!?



｢あ、戸締りはちゃんとしてたから!
心配しないで!｣




そういう問題じゃない




とりあえず1発殴っておいた

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