リスナーは恋愛対象！…だったはずなのに… 【すとぷり／さとみ】 (ページ2)

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「うぅーん…」

私はスマホを見つめながら、いかにも悩んでる声を口にする。

「会いたいなぁ……お母さん…なんて言うかな…？」

そう、私は今、さとみくんのTwitter画面を開き、*握手会*の文字をぼーっと眺める。
私は100％のさとみくんリスナー。自分で言うのもなんだけど、まぁまぁ古参なほうだと思う。
大体推し歴は……3年くらい…？だと思う。

でも、ライブは行ったことはないし、握手会もない。
でも、グッズは大体持ってる。
なんとか、バイトをしながらだけど…

でも今回は私の住んでる県にさとみくんの握手会があるのだ…
結構、田舎だから来るのは珍しい…

だからこれを機に会ってみたいのだ…

「家に帰ったらお母さんに行ってみようかなぁ～…」

私は期待を胸に電車に乗り込んだ。

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私は家に一番近い最寄り駅に降りる。
私はゆっくりと家に向かう。

薄い桃色のロングの髪の毛が風に靡く(なびく)。
少し冷たいけれど、優しげに吹く。

「あぁー」

「さとみくんに…会いたいなぁ…」

そう言うとリュックのアクキーが揺れた。
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これからも頑張って更新します…！