Fourteen 夜戦 ページ16
夜。
「キヨ?寝ないの?コーヒーたくさん用意して…」
Aは風呂から上がり、すっかり寝る準備をしているのだが、キヨは風呂を出た後からずっとパソコンの前にどがっ、と座り込み、飲めないコーヒーをおいてじっとしている。
「寝ない!何がなんでも!」
「へ、へぇ…。意思が強いね。そんなに起きてたいなら、俺も協力しようかな。」
「まじんこ!?サンキュー!」
キヨの表情はぱぁっ、と明るくなり、Aの体温も少し上がった。
Aはキヨが座っている横に椅子を持ってきて、隣に座った。
「で、何でそんな起きてたいの?」
「寝たくねぇんだよ。」
「悪い夢でも見ちゃうのかな?」
「はぁ?違ぇし。」
キヨは一瞬どきっ、とした。Aには何でもお見通しなのだ。
「YouT。be見て夜を明かすのかい?それじゃ寝ちゃうよ。キヨ君。｣
Aの口調が急に変わる。これが深夜テンション?
「おぉおぉ…。その口調うぜぇなぁ。とにかく、どんな手があんだよ。」
「ふっふっふ。これだよ。」
Aが切り札のように出したもの、それは。
「A…V…?」
「キヨと付き合いはじめてから見てないんだよねー。久しぶりに見たいなって。」
(こいつ、恋人をAV鑑賞に誘うなんて、頭おかしいんじゃねぇの。)
「ほい再生スタート。」
「返事聞け。」
画面には二人の男女が動物的に体を求め合う映像が流れている。
これが高校生ならまだしも、20を過ぎた男二人が一緒に見ているのだから、シュールなことこの上ない。
(うっわー…。AVとか誰かと一緒に見るの初めてだから、何か変な気分…。ましてや、Aとなんて…。)
キヨの体温がきゅーっ、と上がる。
なるほど、確かにこれは眠れない。
キヨは気になってちらっ、とAの方を見ると、Aは冷ややかな目で映像を見ていた。
終いには、眠たそうに欠伸をしだす始末。
映像が終わり、キヨはよくわからないがどっ、と疲れが出た。
「うーん。俺的にはキヨの方がそそるなぁ。」
「は!?お、おま、何言って…!」
恥ずかしさしか込み上げない。
「あ、キヨ顔真っ赤〜。かわいい〜。じゃ、次はこれ見よっか。」
Aの右手には何も書かれておらず、真っ白なDVDの姿が。
中身はドギツいピンクな気がするが。
少し怪しい雰囲気で、キヨは興味が出てきた。
トレイにセットし、読み込ませる。
そして写し出されたのは…………
-------
次に続きます。
プリキュア聞きながら書いてました!!
メタモルフォーゼ!!!!!!
ラッキーゲーム実況者(定番過ぎて草)
最終兵器俺達
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僕 - やばいです…めっちゃ好きです!こんなにも素晴らしい作品、読めて幸せです！ (2019年8月30日 6時) (
レス) id: 4deb244c48 (このIDを非表示/違反報告)
ブクロー(プロフ) - なつおさん» えっ、なつおさん!!!???まさか作者様にお声をかけていただけるとは………!!!そろそろ最終回を迎えますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。短編集の方は……も、もう少しお待ちくださいいぃ!!!!!!! …¢( ;ω ;｀) (2018年6月8日 7時) (レス) id: d4f0fb810c (このIDを非表示/違反報告)
なつお(プロフ) - 本当大好きですこの作品！更新頑張ってください！短編集の方も待ってます|･ω･) (2018年6月8日 6時) (レス) id: 3ab734c067 (このIDを非表示/違反報告)
ブクロー(プロフ) - 真月さん» コメントありがとうございます!!続き、頑張って書きます!! (2018年5月17日 7時) (レス) id: d4f0fb810c (このIDを非表示/違反報告)
真月(プロフ) - 続きが気になりすぎてヤバいいぃいぃ！！！ (2018年5月16日 20時) (レス) id: 7f47a312f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブクロー | 作成日時：2018年3月14日 3時
