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女子会 ページ44

赤く火照った頬を両手で包み込みながら話すミモザと、それに対して過剰に反応するノエル……




2人とも、アスタくんが好きなんだな……




自分自身、そういった経験は無いに等しいが察した



2人にも好きな人が出来たんだなぁ…
まあそういう歳頃だよね、普通…



「いいなぁ…」



感慨深く思いながら紅茶を啜り呟く。

気分はさながら、孫を見守るおばあちゃんだ






「いいなって何がよ!?わ私はあんなちびスタなんて何っとも思ってないんだからね!?
というか、そういう貴女はどうなのよ?!」


「そ、そうですわ!Aさんはどなたか素敵な方はいらっしゃいませんの?」




「え」




思わず振られた話題に固まる私。

なにせ私にそんな相手はいないのだから、返答に困る





「んー…私は今のところそういう人はいないかな
というか、そんなお誘いを受けたことも無いんじゃないかな?」





そういうと、今度はミモザとノエルが驚いた顔をして固まってしまった。


私は何か変なことでも言ったのだろうか…




「たしかに……言われて見ればAさんに好意を持っているという方の噂はあってもその先の噂は聞いたことがないわね」


「そうですわね…ファンクラブというものも存在していると聞いてますのに、不思議ですわ…」




不思議そうにする2人だが、どちらの言い分にも物申したいことが沢山あったが特にミモザが言った単語が引っかかった。





「ちょっとまって。
ファンクラブって………?」



「Aさんのファンの方々の集まりですわ。
私も詳しくは知らないのですが…。フエゴレオンさんやノゼルさんのファンクラブもあるとか…」






いや、ノゼルさんやお兄様は分かるけどなぜ私も?!


百歩譲ってファンクラブの存在は認めるとして…


そういうものの存在を今まで全く感じたことがないのは何故なのか…

ファンクラブと言うからには少なからずファンからの何かしらのアクションがあって然るべきではないのか…




「ノゼルさんやお兄様は分かるけど、私はそんな人気者じゃないと思うよ…?」


「それはAさんが鈍いだけでしょ」




辛辣なノエルの一言にえぇー、と返すとミモザが話を引き継いだ。




「もしかすると、Aさんの周りの方のガードが硬いせいかもしれませんわ」

「と、いいますと?」




私はケーキスタンドの隣にあるスコーンに手を伸ばしながら恭しくミモザに問う

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設定タグ:ブラッククローバー , 夢小説 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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ふーじー。(プロフ) - コメント下さった方々、ありがとうございます!続編の方もよろしければお願いします( ´ ` ) (2020年10月21日 21時) (レス) id: 594ed5f1a0 (このIDを非表示/違反報告)
メガネコ(プロフ) - こんにちは!!とっても面白くて素敵なお話だと思いました!! これからも、更新楽しみに待たせていただきますね!! (2020年10月15日 14時) (レス) id: acba606f80 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - 面白いです!更新頑張って下さい、、! (2020年10月12日 16時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
ふーじー。(プロフ) - コメントくださった方ありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります…! (2020年10月8日 19時) (レス) id: e1e44de3d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミノル - 悩むフエゴレオンさんが、可愛い!!サイコーです!嗚呼、マジ尊い、、更新ありがとうございます!! (2020年10月7日 18時) (レス) id: 6c7edba7fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふーじー。 | 作成日時:2020年9月30日 0時

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