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元ファントムの魔導士であることを心配してエルザに耳打ちするマカロフだが、彼女は今は仲間だと断言した。
「それならもう一人の新メンバーも紹介しとこうかの。ホレ！！挨拶せんか」
他にもいるのかと驚くハッピー。食事中らしいその新メンバーは、咀嚼にしては変な金属音を鳴らしている。
その既視感、彼らの嫌な予感は当たった。
「ガジル！！！？」
「なんでコイツが！！！」
「きゃあああっ！！！！」
グレイはマカロフに、どういう事だと叫ぶ。マスターは悪くないと、自分が紹介したのだと言うジュビア。エルザも、ギルドを破壊した張本人だからと敵視している。
「まあまあ、あん時はこやつもジョゼの命令で仕方なくやった事じゃ。昨日の敵は今日の友ってゆーじゃろーが」
そんなことを言いながら、傍を通ったウェイトレスのお尻に顔が向いたことに気付いたA。ますたあ？と可愛らしい声に反した怪力で彼の頭を正面に戻した。変な音はしてないはずだ。
ぜんぜん気にしてないと壁に隠れて震えた声を出すレビィや、警戒心丸出しのジェットとドロイ。少なくとも、ガジルは歓迎されていないらしい。
「冗談じゃねえ！！！こんな奴と仕事できるかぁ」
「安心しろ。慣れ合うつもりはねえ」
ガジルの返答に、イライラゲージが上昇するナツ。
「オレは仕事がほしいだけだ。別に他のどのギルドでもよかった。まさか一番ムカツクギルドで働くことになるとはうんざりだぜ」
「んだとォ！！？」
(Aから見ると)マイペースなガジルに、ナツが煽られてるだけ。
「ガジルくんっていつも孤独でジュビアは放っておけなくて...」
だからといって好きではないと弁解するジュビア。前のギルドからそうなのか、ジュビアに心配かけちゃって。とAは思った。彼女こそが一番のマイペースである。
「道を間違えた若者を正しき道に導くのもまた老兵の役目。彼も根はいい奴なんじゃよ...と信じたい」
マスターの判断なら従うが、監視はすべきだと厳しいエルザ。Aはそんなエルザの頬をつついた。勿論突然のことに彼女は動揺する。
『マスターの言う通り、根はいい奴だよ。じゃなきゃ子供があんなに顔を輝かせて語れるわけないし』
どういうことだ、と聞こうとした矢先、彼女は既にガジルの前に立っていた。
『A・エーオースです。よろしく』
「あ？慣れ合うつもりはねえって言ったろ」
『うん。よろしく』
「聞いてんのか？」
『そりゃもちろん』
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深月(プロフ) - 更新楽しみにしていました！ありがとうございます！ (3時間前) (
レス) @page49 id: 0bd89f8317 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - の〜さん（旧もこ）さん» 一つ前のコメントしてくださった方ですか！？返信も更新も大変遅くなり申し訳ありません...！ぼちぼちひり出していきます！ (5月9日 21時) (レス) id: 817163acd5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 更新待ってました！！お疲れ様です！続き楽しみにしてます！ (5月9日 19時) (レス) @page49 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され大好物なので嬉しいです！フェアリーテイルのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (6月13日 9時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 練紅龍さん» いえいえ！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年9月13日 15時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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