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第九幕 魔女の過去 ページ10

むかしむかし、言霊の魔女がいました。魔女はまだ未熟でとても好奇心旺盛な元気な子でした。



ある日、村に遊びに行くと...6人の少年と出会いました。



魔女はその少年達と仲良くなりました。



そして仲良く遊んでいた、ある日の事でした。



魔女は恋をしました、その少年は「さとみ」という名前で魔女に最初に話しかけた少年でした。



どんどん惹かれていきました、毎日毎日その少年達とずっと遊びました。



10年くらい経ったある日、「さとみ」に告白されました。魔女は喜んで付き合いました。


そして、他の5人ともずっと親友でいました。ですが...魔女は疑問に感じました。



「どうして私は彼らのように歳を取らないのだろう」と



そして、何年も何年も月日は経ち...魔女は悪者だと言い出す奴らが現れました。



村の人達は、その魔女を火あぶりにしようと言い出しました。



ですが、魔女の親友だった6人だけは魔女を守ろうと戦いました。



彼らは20代前半にまで成長していました。



ですが、皆死んでいきました。最後に残ったのは「さとみ」という少年だけでした。



少年は魔女の手を引いて逃げました。ですが...逃げている途中...



村の者が放った矢から魔女を庇ったのです、少年の胸に矢は貫通していました。



そして言ったのです、「君だけでも守れて良かった」と



魔女は混乱しました、治癒魔法もちゃんと使えず...言霊を使っても彼は目を覚ましませんでした



何故なら彼はもう死んでいたからです、魔女は泣き叫びました。そして、その村を壊滅させました



その後、6人の為にお墓を作りました。



そしてわかったのです、私は魔女で彼らは人間だった。だから死んでしまったのだと



魔女は自分を恨みました、自分が人間だったら皆と幸せになれたのに、と



そして、その日から魔女は変わりました。性格も口調も...魔法も必死に特訓し



まるで別人のようになりました。



ですが今も魔女は自分を恨み続けて死にたがっているのでした。


おわり

第十幕 それぞれの思い→←第八幕 彼氏



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伊鈴(プロフ) - ありがとうございます!! (2018年9月24日 23時) (レス) id: 7e082b01ad (このIDを非表示/違反報告)
綾音(プロフ) - コメント失礼します!とても面白かったです! (2018年9月24日 23時) (レス) id: 69a9c8148d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷雨 | 作成日時:2018年9月15日 23時

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