魔女集会?の帰りに2人の少年を拾いました。【歌い手】【実況者】 (ページ25)

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第二十三幕再会ページ25

Aside

着いた、やっぱりここは何も変わってなかった。

A「...ふふっ、懐かしいなぁ」

私はその場に座り、花冠を作り始めた。

A「さとみはピンク、ころちゃんは水色、るぅとくんは黄色でなーくんは紫、ジェルくんはオレンジ...莉犬くんは赤だったよね...天月も赤かな?歌詞太郎は緑...っと」

皆の事を思い出しながら花冠を作っていく、きっとこれで最後だから

40分くらいかかってみんなの分を作った。まぁ、あげる事なんて無いんだろうけど

私はその場に花冠を置き、崖の先へと向かう

箒と帽子も置いて、立つ。この景色を見るのもきっと最後になる。
不死だからって死ねない訳じゃない、火あぶりにしたら死ぬけど...そんな事はしない
この魔法で作って貰った剣、これを自分の心臓に刺せば死ねるらしい、師匠がそう言ってたけど

A「まさか...使う日が来るなんてね」

自分に剣を向ける、不思議と怖くない。これを刺せばこの孤独から解放されるから

刺そうとしたその時だった

「お嬢さん、何をしようとしているんですか?」

背後から声を掛けられる

A「楽になろうとしているのよ、邪魔しないで」

「それは駄目ですよ、だって...」

急に剣を取り上げられ、腕を引かれる

A「何するの...よ」

「お嬢さんは俺の彼女でしょ?」

振り返ると、そこにいたのは

A「...なんで...ここに」

「久しぶり、全然会えなくて寂しかったよ。A」

1番愛おしくて、会いたかった人...さとみがいた

A「...人違いよ」

さとみ「そんな訳無いでしょ、ここを知ってるのは俺らとAだけだからね」

A「私は魔女よ?貴方の彼女な訳ないでしょ」

さとみ「俺達の為に、ずっと苦しい思いしてたんだよね」

A「...え」

急に抱き締められた

さとみ「ごめん...辛かったよね...」

A「何で...知ってるの」

さとみ「全部、思い出したんだよ」

A「...」

さとみ「消えようとしないでよ...俺を置いてかないで」

A「っ...さとみ...私...」

ころん「はい、イチャイチャすんなよー僕らもいるから」

るぅと「狡いですよ!さとみくん」

A「ころちゃん...っ!!」

ころん「うわっ、ちょっ...急に抱きつくなってば!」

ななもり「良かったなぁ」

ジェル「...」(ニヤニヤ)

ころん「は、はぁっ!?」

また、幸せな時間が戻ってきた