【A3!】求めんな。

２７話：約束 / お知らせ ページ35

A「カフェ？駅前のかな？」


太一「そうッス！知ってるんスか！！」


A「うん。この前兄さんと行ったの。パフェ美味しかったなー！
良かったら今度行かない？」


太一「はいッス！！約束ッスよー！！！」



思い出すなー…この前兄さんの秘蔵フォルダ見つけてしまって、ちょちょいとパスワード解いてしまって、それを兄さんに見せてしまって、黙ってあげる代わりに新しくできたメニュー全て甘くないというカフェに連れてってもらい、奢ってもらったあの日を。あの女優さん可愛かったなー。


太一くんはスッを小指だけを上にあげて私の方に差し出す。
指切りかな？
そう自己解決してその指に小指を絡める。


太一くんは嬉しそうに笑顔でへへっと笑う。



万里「あれ？アンタ等なんでこんな所でいちゃついてんの？」


A「兄さん。今日は合コンじゃなかったの？」


太一「デデデデ、デートォ！！？」


万里「おー、テンプレートみたいなリアクション乙〜
合コンは相手の都合でキャンセルになった。」



ちょっと兄さん私もそう思ったけど声に出しちゃダメなやつだよ。



A「じゃあ兄さんも一緒に行こ」


万里「おー」


私達は無言で前だけを見て歩き出した。行進のように。




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(※１７話からタイトル書き忘れているのに今更気づいたので
誤字直しがてら付け加えました。)

※ＩＤは諸事情により削除しました。(ｱｯこの文、タイトルに良さそう)

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