【A3!】求めんな。

９話：マジカル・スパイラル・ミルク　【文章追加】 ページ12

どうも納得がいかなかった茅ヶ崎さんは兄さんに期間限定の『マジカル・スパイラル・ミルク』という農家のおじさんが個人で作っている牛乳を買いに行かせたので、兄さんと兵頭先輩の部屋で茅ヶ崎さんと二人っきりになってしまった。


至「何がおすすめ？」


スマホを適当にいじっていたら急に話しかけられて普通に驚く。


というか、えっ茅ヶ崎さんのスマホでするの？


スマホ会社でバレたらやばくない……まぁギャップを狙ってアリか。イケメンなら。


とりあえずマイナーゲーを勧めてみよう。


A「あーまとめサイトによくネタにされがちなふざけてるゲームがあるんですよ。あ、これです。
これおすすめです。『おじさん✩night』。
攻略出来るのはおじさんに限られてるんですが、ミッションを達成する事にステージが追加されて難易度が上がるらしいです。最初はオフィス、病院、学校、スーパーマーケット、路地裏などがあります。」


至「へー年齢の範囲ってどれくらいなの？」


A「全員45歳です」


至「クソゲーじゃねぇか」


A「まぁまとめサイトに取り上げられるくらいなので面白いですよ。
やったことないのでわかんないんですけど楽しいですよ多分。」


《おじさん✩night!!》

《あなたの性別を選んでね♪》


陽気な雰囲気なのに声が渋いので何故かイケナイ気持ちになってしまう。

なんでこんな真昼間にこんな気持ちにならないといけないのだろうか…

私がこのゲームを教えたからか。ふざけんな私。


至「…万里の妹よ。これなに？なんで性別が選べるの？これ男にしたら男同士になるの？
それともおばさんに変わるの？」


A「お友達になれるそうです」


至「クソゲーじゃねぇか」


A「あ、性別に『？』ってありますよ。
茅ヶ崎さんこれにしましょう」


至「やめろ。」


A「攻略サイト見たんですけど『？』って46歳のおじさんらしいです。
おじさんとおじさんが仲良くなるゲームになるそうです。」


至「クソゲーじゃねぇか…」




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すみません！
厳密に言えば今日からテスト週間に入ってしまったので数日、サイトに来れません。

更新を待ってくださると嬉しいです…！

追記：テスト終わったので色々付け加えさせていただきました。ご了承ください…

１０話：妥当→←８話：スマホアプリ

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