＊第48話 ページ3
「ほら、行くよ」
「ちょ、待てって！」
「ねぇー！2人とも待ってよ！」
あれからというもの、俺は快斗くんや中森さんと一緒に学校に登校する事が多くなった
中森さんも俺達の仲が良くなったことを非常に喜んでくれた
ほんとに、優しい子だと思う
そんなことを思っていると、俺の隣にいた快斗くんが何やらスマホを片手にニヤニヤと笑っているのが目に付いた
すると中森さんもそれに気付き、彼をじとりと見やる
「ねぇ快斗、さっきからスマホ見てニヤニヤしちゃってどうしたのよ？」
「えっ！？いやっ、何でもねーよ！何でも！」
すると慌ててスマホを中森さんに見えないように逸らす
それにより、俺の方には画面がはっきりと見えた
「ははーん、どうせまたあのキザな悪党のニュースでも見てるんでしょー？
青子も朝ニュースで見たもん」
中森さんの言う通り、その画面には大きな文字で『怪盗キッドへ宣戦布告！！』と言う文字が写し出されていた
「(またあの相談役のおじいさんから挑戦状が届いたのか…)」
苦笑いをこぼしつつ、二人のやりとりを見やる
「うちのお父さんにかかれば今回こそ絶対に捕まっちゃうんだから！」
｢分かってねーなぁ、怪盗キッドに不可能はねぇんだよーだ！
どうせまた逃げられるに決まってんだろー｣
「なんですってー！！」
仲がいいなぁと微笑ましげに二人を見ていると、ふと中森さんと目が合う
「Aくんはキッドの味方なの！？」
「え？」
「どうなの！」
「えっとー…」
急にずいっと近寄り問い詰められ、思わず瞬きをしてしまう
「…そうだなぁ
応援したくなる、かな？」
「ええ！Aくんまで…！それって味方ってことじゃない…」
「はは…」
がくりと落ち込む中森さんに申し訳なさを感じつつ頬をかく
今までとは違う登校風景を迎えながら、俺たち3人は学校へと足を運んだ
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くるみ(プロフ) - これはとてもよきですね(((続き待ってます！ (10月10日 8時) (
レス) @page26 id: dd662f3c96 (このIDを非表示/違反報告)
MIURU - 最高すぎます…、更新停止…、いつでも待ってます! (2023年2月20日 0時) (レス) @page26 id: a380c9d5e4 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - 尊い…とても尊いです…いつか続きが読めますように… (2021年3月2日 23時) (レス) id: 8fe4c5ffdc (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 続き……続きが読みたいです！ (2021年2月23日 11時) (レス) id: 5bb09981e1 (このIDを非表示/違反報告)
若宮真琴 - ピュアですね！快斗くん可愛いです！！！！更新頑張ってください！ (2020年7月3日 6時) (レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AMATA | 作成日時：2018年7月28日 0時
