19. ページ19
'
ゆうこんさんに微笑んでもらってからというもの、
ずっとニヤケが止まらない
スタートまで30分もあるのに、
このままだと30分ニヤケっぱなしも有り得る
気持ちを切り替えないと
この調子だったらかっこいいゆうこんさんも
まともにみられない気がする
とか頭で思いながらニヤニヤ 。
多分、30分間ずっとニヤケていたんだろう
すぐにライブは始まった
＼ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア／
＼ヒャアアアアアアアアアアアアアアアアア／
＼フォオオオオオオオオオオオオオオオオオ／
お、おう…
リスナーって恐ろしいな
あれ、なんか今日のアマリリス、
1曲目から飛ばしすぎじゃない？
なんかあったのかな(笑)楽しそう(笑)
サグワ「 おまえら！！！！おまえらおまえらおまえら！！！！今日はマジで、今までで一番アツいライブにすんぞー！！！！ 」
『 跳び跳ねろをぉ！！！！！！！！！ 』
なんだなんだ、すっげー楽しそう
うんん、すっげー楽しい
曲の間のMCでも、二人のテンションが上がっているのが感じ取られる
ある曲で、サグワくんがPPAPをやりだす
この流れは何度も見たことがあるけれど、
この日はゆうこんさんも早着替えをして
PPAPをやりだした
うわぁ！！！！可愛い！！！！
ゆうこんさんはリンゴを丸かじりしながら、
客席を見渡す
そして目の前の私と目を合わせて、
『 えへへ 』
と言いながらそのリンゴを手渡しした
正直気持ち悪いけど
けど
けど…
嬉しい！！！！！！！！！！！！！！(大興奮)
周りのリスナーの声なんて届かない位に
私はゆうこんさんの声しか聞こえなくなった
彼等は2時間弱ステージの上で
本気の自分の姿を見せ続けていた
そのせいか、二人は私達にもわかるくらいの
疲労が押し寄せていた事だろう
二人は自分側の真ん中に座り込むと、
真剣な顔になって一言こう言った
『「 聴いてください。Life 」』
目の前で聴くゆうこんさんの美しい声
目の前で見るゆうこんさんの美しい姿
私はゆうこんさんの背中に翼が見えるくらいに
ゆうこんさんが美しく見えた
「『 あの日唄った小さな夢を 』」
「『 手にいれたかな 』」
「『 いつかまた皆に逢えるなら 』」
「『 もう一度 』」
「『 もう一度 』」
どことなく寂しげなその表情を見て、
目が潤む
ゆうこんさんの目元も、キラキラと光っていた
ゆうこんさんは、
美しかった
'
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁煌(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！とても嬉しいです！！！！ (2018年3月31日 20時) (
レス) id: a44cd86b02 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - ことみさん» あああああああああ、ありがとうございます(;_;) (2018年3月30日 23時) (レス) id: 23802e952d (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - ちむさん» ありがとうございます！ (2018年3月30日 23時) (レス) id: 23802e952d (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - もう久しぶりすぎて更新の通知来た途端飛んできましたwほんとにキュンキュンです！まじでゆうこんくん大好きなんでほんとに最高です！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年3月29日 22時) (レス) id: 9a829f2e74 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ(プロフ) - まってました！！！笑 (2018年3月29日 20時) (レス) id: 9834cb9200 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さら | 作成日時：2017年12月29日 19時
