好きになって、ごめん。 (ページ14)

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所詮子供、されど子供ページ14

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MS「ちょ、A？」

「…………なに」

"ソヨン"と言う女は
きっとミンソクが
好きなんだろう。

そしてミンソクも
きっと好きなんでしょ

あの後の２人を見てたら
わかるもん。女の勘よ

MS「怒ってちゃわかんないよ」

「別に怒ってませんし」

ミンソクに怒ったって仕方ない
わかりきったことなんだけど

MS「怒ると子供の頃から
Aは黙るんだもんな～」

さっきのソヨンって人と
どんな関係なのか
知りたくないけど
知りたいから
こういう態度で
接してしまうの。

黙りこくって
真っ暗なパソコンの
画面とにらめっこして

反射する自分の顔は
嫉妬にまみれて
最強不細工なことに呆れて

なんか、もうどーでもよくなった。

「ミンソクの人たらし！！
人の気持ちも知らないで
本当なんなのよ…………

ミンソクなんて大っ嫌い」

図書館には私の声が響いて
ミンソクはびっくりした顔をしてて
そんなミンソクを置いて
先に出てしまった。

ミンソク怒ったよね
子供でごめん。