愛しのヒョンへ ページ10
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-CY SIDE-
「ヒョン、お誕生日おめでとうございます」
MS「おー、チャニョル。ありがとう(笑)」
俺の尊敬するミンソギヒョンの誕生日。
産んでくれたお母上ありがとうございます(誰)
彼女のAも数週間前から
プレゼント何がいいかなぁなんて
俺らにリサーチして色々と準備してるみたい。
なのにあの部長め！！！
俺はともかくAも残業だし、
しかもヒョンなんて
プロジェクトが近いのもあって仕方ないけど
話のながーい社長のところへの会食を代わりに頼むなんてな！！！！
ジュンミョニヒョンも察して
部長に色々言ったけどかなわず
なんて日なんだ！！！！
せめて俺にできることは
Aをいち早く帰らせてやること…
外回りから戻る前に
Aに回ってきた仕事を俺が引き継いで
だいたいは済ましたし、あとは………
って言っても定時はとっくに過ぎてる。
案の定死んだ顔して帰ってきたAを
あーだこーだ言う前にエレベーターに押し込んだし、後はヒョンの会食が早く終わればいいんだけど。
一緒にいるベクからのメッセージには
あのハゲ社長、話終わらん
とだけ書いてあったし、
せめて、日付が変わる前に帰れますよーに
と祈って残りの書類に手をつけた。
「あー、俺っていいやつだな」
なんで彼女できないんだろう。(笑)
(そういうとこだぞ)
Happy Birth Day /
Kim Min-seok
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作者名：amarin | 作成日時：2018年3月2日 10時
