私の恋人さん ページ2
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心地いい体温に包まれながら
目を覚ますとむにゃむにゃ
しながら眠るオッパがいた。
ちょっと空いてる口とか
少し跳ねてる寝癖とか
全部が愛しく感じて
ふわっとオッパの髪の毛に触れると
おんなじシャンプーの匂いがしてキュンとした。
そーっとベットを抜けて
洗面所で顔を洗ってからキッチンに行くと
飲みかけのコーヒーが置いてあったから
一回起きてまた寝たのかな？
寝顔見られてるよね？
そろそろ慣れないといけないのに
考えただけで恥ずかしくなる…ううう
「それにしても綺麗すぎるわ」
思ってたら声に出てしまったけど
キッチンは一度も使ってないんじゃないかってくらいピッカピカだしリビングも埃１つなし物がないわけじゃないのにスッキリして見える家具もセンス抜群……生活感がないとはこのことだなぁ。
このキッチンを使って何度かご飯作ったけど、
オッパは汚しても俺が掃除するから
気にしないで！！！なんて言ってくれるけど
やっぱり緊張するなあ。毎回。
「失礼します」
人様のうちには変わらないから
冷蔵庫に一礼して開ける。←
卵を２つと昨日コンビニで買ったハムとサラダを出してフライパンに火をかけて卵を落として
隣でお味噌汁の準備して〜と
流しにあるマグカップを洗ってると
寝室から目をこすりながら出てくるオッパ。
MS「おはよぉぉ〜」
「おはよ〜煩かった？？ごめんね」
MS「となりにAいないんだもん」
なんてかわいいこと言うんですか
「…///……ご飯作ってるんだもーん」
MS「それ期待してたんだー
Aのご飯おいしいからなー」
ほら、かわいいと思いきやこおやって
サラッと褒めてくれたり
MS「A、今日も泊まるよね？」
後ろから声がすると思ったら
お腹に手が回ってて
寝起きだからいつもよりも声が低くて
余計にドキドキしちゃう…
返事する前にチュッとほっぺにキスなんて
落とされたくらいにして
もうすでに溶けて無くなりそうです………
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作者名：amarin | 作成日時：2018年3月2日 10時
