"初"ってつくとなんだか ページ18
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ノックしようとドアの前に立ってると
「あの、入らないんですか？」
背中から聞こえてきた。
邪魔になってるのかな
すいません！と言いながら振り返ると
「………あ、ドさん。」
DO「やっぱりAだ。てか、その呼び方やめて」
ギョンスオッパが両手に水を持って立っていた。
DO「てか入ったら？
挨拶でしょ？俺らそろそろ
打ち合わせ始まっちゃうし」
「あ、はい。お邪魔しますです」
オッパは水で手が塞がってるから
ドアを開けてあげた。←ちゃんとノックしてね
CY「お、ギョンスや〜。ノックしたから
違う人かと思った」
チャニョルオッパは私の存在にまだ
気づいていない模様。
「ちょ、あのー、
今日はよろしくお願いします！」
ギョンスオッパの背後から
盛大な声で挨拶してみた。
びっくりしてオッパの大きい目が
さらに落っこちそうになってた。
チャニョルオッパは
"A〜、今日も可愛いねー"
初共演嬉しいよオッパ〜って(笑)
奥のソファにはながーい手足を
これでもかって余らせて寝てたセフンが
ムクッと起き上がってこちらを見ていた
SE「あー、ヌナだ。」
「あー、セフナだ。」
SE「ふぁぁぁ」
立ち上がってあくびしながら
こっちに歩いてくる
SE「ヌナの衣装かわいいねえ」
セフナ？これ私服やねん。
「う、？うんありがとう。セフナの衣装も
かっこいいね。セクシーだよ」
洋服も喜んでる限りよね、
ほんとにスタイルいい。マネキンみたい
「あ、ジョンデオッパ！！！」
CH「A〜！」
「この前はありがとうございました！(小声)」
実は今度公開になる映画の
OSTにジョンデオッパが参加してくれて
まだ情報解禁前だから小声でね…
いやほんとに最高なの！
みんなに聞いてほしい、
CH「一緒に仕事する機会増えそうだね、
その時はよろしくね^ ^」
「こちらこそ！たのしみ〜」
CH「俺もだよ〜」
後ろのメイクルームの入り口から
ギョンスオッパが半分顔を出して
手招きしてるのが見えたんだけど、
私のこと呼んでるのかな？
自分を指差すと"うん"と頷かれた。
ギョンスオッパのところに行くと、
DO「ベクが呼んでるよ、Aのこと」
え、だって楽屋にはベクいないよ見当たらない
「ん？どこにいけばいいの？」
DO「いまベクたちだけで確認やってるから
スタジオいってみて。」
チャニョルに聞こえるとうるさいから
早く行ってって、
ドさん、ありがとう
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作者名：amarinn | 作成日時：2018年2月7日 7時
