手下との日常…？ (ページ25)

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強さの理由ページ25

ジャ「あー！もう！なんでこいつ魔法だけはこんなに強いわけ!?」

リビングの方からジャックの大声が聞こえる。
またアップルさんと喧嘩でもしたんだろう。
だが、珍しく他の皆の声もする。

ハー「もう喧嘩するなとは言わないけれど、周りに被害を出さないでくれる？」

ジョ「止めるこっちの身にもなれよ…」

マル「本当だよ…ジャック、もう少し大人になったらどうだい？」

ジャ「なんで僕だけ怒られなきゃいけないのさ！」

ダル「あんまり大声を出すな…！」

ホッ「お前もだ、アップル。力の差は分かっていたはずだ。」

アッ「…あぁ。すまない。」

A『また喧嘩ですか？皆さんが止めるなんて珍しい…です…ね』

目に入ってきたのは、凄惨な光景だった。
部屋中に散らばったトランプ。カーテンは破れ、机や椅子はぐちゃぐちゃになっている。
何より目を引いたのは、ボロボロになってダルに支えられているジャック、マルフィとジョーに抑えられながら、傷一つないアップルポイズンの姿だ。