手下との日常…？ (ページ3)

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親友の親友、つまりページ3

今日はリクルーティングもなく、一日お休みの日。
ジャックにお茶会のお誘いを受けて、同じく誘いを受けたであろう男と向かい合っているのだが…

A『ねぇ、ダルメシア？』

ダル「なんだ？A！」

大きく振ったしっぽが見えそうな笑顔で顔をこちらに向けるダルメシア。

A『いや…ダルメシアもジャックにお呼ばれしたの？』

ダル「そうだぞ！Aも来るってことは聞いてなかったけどな！」

A『…私邪魔じゃない？』

ダル「？なんでそう思うんだ？」

A『よく考えてみれば、ダルメシアと話したのって、リクルーティングの時に少しと、プライベートでは片手で収まるくらいしか…』

ダル「んーまぁAと話したのはそれくらいだけど…Aはジャックの親友だろ？」

A『親友かどうかはわからないけど、仲はいいと思う…』

ダル「だろ？親友の親友は親友だ！だから邪魔なんかじゃ絶対ないよ！それに、ジャックの友達に悪い人はいないと思うんだ。」

うーん謎理論だけど…
ジャックのことをすごく信頼しているんだな。
そんなふたりが少し羨ましく思った。

A『ふふっ…分かったありがとう、ダル』

ダル「！初めてあだ名で呼んでくれたな！」

A『親友ならそれがいいかなって。これからそう呼んでいい？』

ダル「もちろんだ！」

ふたりで笑いあっていると、ジャックが紅茶とクッキーを持ってやってきた。

ジャ「ちょっと、僕抜きで楽しそうだね？」

ダル「ジャック！今、新しい友情が生まれたんだ！」

ジャ「へぇ、それは素晴らしいね！ダル！じゃあ今日という日をお祝いしよう！」

今日というなんでもない日が、私とダルメシアの友情が生まれた記念日になった。
嬉しそうにカップを持った二人を見ていると、微笑ましい気持ちになって、

A『今日という日に、乾杯！』