検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:78,443 hit

僕の特等席 ページ18

ダル「A?」

A『あぁ、ダル。いいよ。』

ソファに座って本を読んでいたAの名前を呼ぶと、察したように笑って、隣の空いたスペースをトントンと叩く。
全て話さなくても通じるのは、信頼関係が築かれている証拠だってマスターが言ってた。
Aとも仲良くなれているようだ。嬉しい。

ダル「やった!じゃあ肩借りるぞ〜」

僕はAが読書しているあいだ、Aの肩に寄りかかって昼寝をするのが好きだ。
Aがここに来る前はジャックの肩を借りてたけど、あいつすぐ動くんだよな。

その点Aは大人しいから、読書してるAは昼寝したい時にぴったりなんだ!
柔らかいし、いい匂いもする。

Aの肩によりかかると、すぐ眠気はやってきて。
僕は夢の中に走っていった。



ダル「…んぁ?」

結構寝ちゃったみたいだ。
そういえば、15時にはジャックとお茶会するって約束だったんだ!
早く行かないと…あ、そういえばAの肩借りてて…
そう思って隣を見ると、読み終わった本を閉じ、寝息を立てているAがいた。

ダル「起こすのも悪いか?でも、約束…うーん…」



その後、ダルメシアを呼びに来たジャックは、仲良く気持ちよさそうに眠っている2人の姿を発見した。

小さい彼→←買い物



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
設定タグ:ヴィランズ手下 , 短編集 , ヴィランズ   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ラム - 続きが気になる (2020年5月12日 23時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あまレモ | 作成日時:2020年3月10日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。