手下との日常…？ (ページ12)

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優しい毒ページ12

A『わー！美味しそう！いつもありがとうございます！』

A『この衣装だとこっちの髪飾りの方が合いますかね？』

A『今日のリクルーティングは私とですよ！全員OK目指して頑張りましょう！』

あぁ、どうして貴女はここまで明るく私に話しかけるのか。
貴女の声が聞こえるだけで、今日一日が華やかになる。
その可愛らしい笑顔がとても愛しい。
美しさでいえば、もちろん女王様が世界で1番だが…

アッ「…Aとならいくらでも頑張れるよ。」

A『本当ですか？嬉しいです！ミスターも喜びますよ！』

アッ「さぁ、お手をどうぞ、Lady？」

そう手を差し出せば少し恥ずかしがりながらも手を取ってくれる。
このまま、私の毒でAを染めあげてしまいたい。
今なら優しく包み込むことができるのに…

ジャ「うぇー！またリンゴがAにヘンなことしてる！紳士なんて嘘だ!!」

うるさい邪魔が入る。

アッ「黙れトランプ兵。いつもヘラヘラしているお前よりはよっぽどマシだと思うが？」

ジャ「うるさいな。僕はヘラヘラしてるんじゃない。人を楽しませるのが僕の仕事だ！」

アッ「では、もっと身の振り方を考え直せ。お前を見ていても何も楽しくない。」

ジャ「アンタを楽しませるとは言ってないし、楽しませる気もないね！」

A『ちょっと2人ともいい加減にして！リクルーティングあるんだから喧嘩は後！』

ギャーギャー騒ぐトランプの相手をしているとAに怒られてしまった。

アッ「すまない…早く行こうか。」

ジャ「ごめんA！頑張ってきてね！」

トランプには睨みを飛ばして、リクルーティングに向かった。
あいつさえいなければ、もっとAに近づけるのに。