お手伝いもほどほどに ページ37
ジャ「A〜!これ持って〜!」
A『はーい、今行く!』
ダル「A!晴れたぞ!散歩に行こう!!」
A『はいはい。分かったから引っ張らないで〜!』
ジョ「おいA。この書類手伝ってくんねぇ?」
A『分かった。いつまでにやればいい?』
アッ「A、そこの皿を取ってくれないか?」
A『はい、どうぞ。お茶は私がいれますね!』
ハー「ちょっとA。」
A『な、なんでしょう…?』
急に肩を掴まれて驚く。
ハーデスは少し怒ったように口を開く。
ハー「あなたいつもいつも頼まれ事ばかりやって、嫌になんないの?手伝うのはあなたの勝手だけど、断れることは断んなさいよ。」
どうやら彼女なりに心配してくれていたようだ。
A『は、はい…でも、皆のお手伝いをするのも私がここに来た理由なので…』
ハー「そうかもしれないけどやりすぎよ。あれやってこれやってって、甘やかしすぎ。男達にも言っておくわ。」
A『ありがとうございます…優しいですね。』
予想外の言葉だったのか、珍しく驚いたような顔をして、すぐに顔を背ける。
ハー「…別に?私の前を慌ただしく動いて欲しくないだけよ。こっちまで疲れちゃうでしょ?」
少し早口に言われ、さっさと行ってしまう。
言葉は強いが、彼女の優しさが伝わって嬉しかった。
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ラム - 続きが気になる (2020年5月12日 23時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまレモ | 作成日時:2020年3月10日 20時