【安室透/降谷零】走り屋なんて嫌いです Ⅰ (ページ6)

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喫茶ポアロ4 ページ6

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少しして珈琲を飲み終えて、そろそろ行こうかなと鞄から財布を出せば、お店の人に会計をお願いしてそのままレジに向かう。

「ありがとうございます」

手の離せない梓に代わり、彼が会計をするためレジまで駆け足でやってきた。

「せっかく来て頂いたのにゆっくりお話しも出来ずに、すみません」

『いいえ。それと依頼を受けた車、部品が明日届く予定なので明後日には修理終わりそうです。お時間ある時に取りに来てあげてください』

「わかりました。では明後日、時間を作って取りに行きますね。18時くらいには行けると思います。楽しみにしています」

『お待ちしてます。珈琲ご馳走さまでした』

「ありがとうございました」

《楽しみにしている》と笑顔で言う安室。

(大事な愛車ならもっと大切に乗ってあげればいいのに…)

そんな風に内心思いながら、お金を渡してから軽く頭を下げてお店を出る。リュックを背負い、ヘルメットを被り、バイクに股がってはそのまま自宅へ帰っていった。

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少々サバサバした彼女ですが、ドライブに連れられ、劇場版でやっていたヌルッとえっちな運転に惚れてしまう予定です