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休息2 ページ25
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食事を終えた頃には、既に緊張感は和らいでいた。彼に食器の片付けは任せて欲しいと申し出て、洗い物をしている。その頃彼はお風呂の準備をするために浴室へ向かった。
「洗い物終わったらお風呂入ってきてくださいね」
『私が最初でいいんですか？』
「もちろん、ゆっくりどうぞ」
先に入るように言われて好意に甘える。身につけていた洋服を脱ぎ、浴室のドアを開けると、広々とした清潔感の漂うお風呂。シャワーを出して汗を流す。薬局で購入したシャンプーやボディソープで髪の毛や身体を丁寧に洗った。
湯船に浸かれば一日を振り返った。ほんの数時間前までは考えてもいなかった時間を今送っている。
一人になり、落ち着いている今彼について考えていた。
(安室さんは何者？)
何となく、何かを秘密にしている事はわかっていた。自分にも話せない事なのだろうか、聞いたら教えてくれるだろうか…
そんな思考を巡らせながらも、身体が火照ってきた所でお風呂から上がった。
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作者名：ゆきだるま | 作成日時：2018年5月6日 19時
