検索窓
今日:3 hit、昨日:17 hit、合計:731,869 hit

ページ44

『すいません。まだ今市本人の口から何も聞いておりませんので、私からは今何もお答えすることは出来ません。本日後ほど、事務所と相談の上お時間を頂戴し皆様にお話させていただきたいと思います。』



私はそれだけを口にし、記者に見送られながらタクシーへと乗り込んだ




タクシーへ乗り込むとすぐ


プルルルル、


プルルルル、



画面に表示されるマネージャーの文字




ぴ、

『もしもし』


”あ、おはよう!Aやばいわ!お前んちの前記者だらけかも”


『もう遅いわ!!(笑)てか、あれ何?隆二あいつ何しでかした?』


”いや〜、なんかこの間の特番の打ち上げ後、ベロベロに酔っ払ったカナちゃんが隆二から離れなくて・・”


なんてマネージャーは少し言いにくいそうに一部始終を説明しはじめた



あの日隆二も無理矢理飲まされすぎてベロベロだったこと

カナちゃんが隆二にひっついて離れなくて、酔っ払った周りのアーティストの方々が送ってやれ、とはやし掛けて

最終隆二が1人カナちゃんを家まで送り届けたってこと


”あれでも隆二はAが心配だからって早く帰ろうとしてたんだぞ”



『・・・、なるほどね』



”ただ、記事にはAが高熱で倒れた中、隆二が浮気って言う書かれ方をしてて・・・”



『・・ん、何となくわかった。』



だいたい全てのことを理解し、
マネージャーには見えないのに
私は一度だけウン、と頭を縦に振った



『今から番組の撮影だから、その撮影後時間作って。会見する』



”え、Aが・・?”


『うん、、私が。』



あの日帰ってきた隆二があんなに辛そうだったから


次の日、
何があっても俺を信じて、と何故か私よりも悲しく笑っていたから



だから、私は・・・




隆二を信じるよ・・。




.

好きな人を、好きな人→←真実



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (197 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1073人がお気に入り
設定タグ:三代目 , 今市隆二
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

とも(プロフ) - 隆君…カッコ良すぎます!もぉーキュンキュンしまくりました(>_<)後ろからギュッとされてあんな台詞言われたら息とまります(*_*)ずーっとラブラブな2人でいてほしいです!いつも素敵な作品ありがとうございます! (2015年7月21日 20時) (レス) id: 14f32061b2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SUZAKU | 作成日時:2015年6月14日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。