29話 ページ31
それでも、彼と私との再会は
意外にも早すぎるもので
あの日からちょうど1週間後のことだった
21時
母「A。ちょっとコンビニ行ってきてくれない？」
『へ？何で』
母「ちょっとパンきらしてて」
そう言って頼まれた母親からのお使い
私の家からコンビニまでは歩いて10分
そんな時ですら
私はコブラに連絡を入れるんだけど
コブラ:悪い。今出てる。
珍しくコブラは来れないみたいで
仕方なく私は１人お財布を持ち家を出る
『うわ、寒っ』
もうすっかり冷えきった11月の寒空
久々に一人で見上げる空は
何でかいつもよりも広く遠く感じた
『、たまにはいいかも(笑)』
コブラの居ない右側は
やっぱり少し寂しい気もするけど
ほんの少しこの一人の時間にホッとしてて
そう、
羽を伸ばせるはずだった・・
のに
「お、！あれコブラの女じゃね？(笑)」
「お！まじだ！」
「お嬢ちゃん一人で何してーんの？(笑)」
『っ、！？』
目の前を塞ぐ鬼邪高の制服をまとった男達
グイ、
やばい！助けを呼ばなきゃ
なんてコブラに電話をかけようとするけど
『っ、！』
右手を捕まれてる私には右ポケットを探ることなんて出来なくて
『っきゃあ！』
「コブラいねぇならさ、ちょっと俺らと遊ぼうぜ(笑)」
「気持ちよくしてあげるよ？(笑)」
『やだ！離して！！』
「泣きそうな顔しちゃって、可愛い(笑)」
「ほら、こっち来いよ(笑)」
そう言ってどんどんと路地裏の方へと腕を引っ張られていく私
『やだっやめて！！』
引きずられ奥へと連れていかれ
もう無理だ、と思った
その瞬間
ガシ、
「離してやれよ」
『っ、！？』
.
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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか？ (2017年12月31日 1時) (
レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
チャンス - 最高でした！ 続き待ってまーす！！！！ (2016年6月21日 22時) (レス) id: 3a1af415ef (このIDを非表示/違反報告)
s - 初めまして！いつも読ませていただいております！三人の想いが切ないです(･_･、)更新大変だと思いますが頑張ってください！待ってます！ (2016年3月24日 16時) (レス) id: 2b2b086bb8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるちゃん(プロフ) - きゅんきゅんします！続きが気にます！！ (2016年2月20日 0時) (レス) id: 2806cd4078 (このIDを非表示/違反報告)
璃良 - 面白かったです！！ あれ？これってダンいいヤツだったりしますかね？ 更新頑張ってください！ (2016年1月12日 17時) (レス) id: 918f3c33d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小町-komachi- | 作成日時：2015年11月8日 21時
