ep.201 ページ2
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テヒョンさんが私を抱き枕にして、私はプー〇んを抱き枕にして。小さなベッドはそれじゃ溢れてしまうから、ぬいぐるみがはみ出ても大丈夫なように、ソファーをくっ付けた
「おっきいベッド、僕プレゼントする」
「え。」
「Aちゃんの誕生日の」
そっか。ジョングクさんと一緒。ジョングクさんと出会ってから3回目の誕生日。
「そんな！本当に気持ちだけで十分です！」
「え〜。だってほら。買ったら一緒にゆったり寝れて僕もハッピー、Aちゃんも快眠だよ？」
この人の怖いとこは本気で買っちゃいそうなとこ。
いくらなんでもそれは規模が大きすぎる…！
何がなんでも自分で買います！って押し切って何とか了承してくれたけど、大丈夫かな…
「今度19？」
「はい。早くオトナになりたいです」
「…オトナになったら何したいの？」
「え、なんだろう。…うーん、単純にオトナになりたいんです、まだマネさんにも子供扱いされるし…ジンさんも、シュガさんも…なんか、ペット可愛がるみたいにヨシヨシするんです…！」
嬉しいですよ…!?そんな、有り難すぎて昇天しちゃいますデスけども…！
「…そう言えば…ジョングクさんも、」
「ジョングク？」
「少し前に、“幾ら歳をとっても僕はずっとマンネだから”って。ちょっとだけ寂しそうにしてました」
もう大人なのに。自立してるのに。
そんな目をしてた
そう言うとテヒョンさんがちょっと困った顔して、「そうかもね、」って。
「もし100歳のおじいちゃんになっても、僕たちはきっとジョングクが可愛くて仕方ないよ」
愛おしげに目を細める
「でも子供扱いは、ダメだね、」
「…おっぱ」
「いひ。僕の方が子供扱いされること多いけど…！(笑)」
「…全然子供じゃないデス」
オッパは眉を上げて口をへの字にする。
「僕は“変だ”って。変なんだって。よく言われてちょっとだけ悲しくなったこともあったけど、ジョングクは“Vヒョンがただ好きで本当にお兄ちゃんみたいに思ってきた”って言われた時に…」
「素敵ですね。いいな、私も、そんな“家族”欲しかったです…(笑)」
1人の活動は寂しい…
「違うー。も〜なんにも分かってない！僕達は？もう家族じゃないの？」
「！」
「んもー、拗ねた！寝る！」
「あ、ちょ！オッパ！布団んんん…！」
ぐわりと持ってかれたそれに手を伸ばしたところでもう既に背を向けたオッパに為す術なんてないんだけど、ゆっくりオッパの背中に擦り寄ってみたりなんて、した。
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さく - グクが切なくて号泣しました、、。 (2022年6月23日 21時) (
レス) @page20 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
なる - すばらしかった!一気に読みました！映画にしてほしいくらい! (2022年1月12日 7時) (レス) @page23 id: e79cab2ce6 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - むぅさん» むぅさん、コメントありがとうございます！書いてから少し経っているのですが、読んでくださる方がいるのが嬉しいです、、。素敵なコメントで作者も嬉しいです！ (2021年2月2日 18時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - とっても素敵なお話でした…読んでたら自然と一緒に涙してました。また読み返します！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: 8dd9a678ab (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - リーさん» リーさん、コメントありがとうございます。もう一度最初から読んでいただけるなんて…！長いお話なので本当にありがたいです、、！何度でも楽しんでもらえると嬉しいです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2020年5月2日 21時
