ep.170 ページ21
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くりっくりの目を見て私は言う
「変わらないですね、そういう“有無を言わせない”ところ、最初に会った時から…(笑)」
＿＿＿“可愛い弟”
＿＿＿“ヒョン呼び俺以外禁止だから”
蘇るジョングクさんの声。そして今目の前にいて“オッパと呼べ”とむちゃくちゃ言うジョングクさん
ふふ、と笑うと不愉快そうに若干顔歪めて「なんだよ、」って
「生意気かもしれませんが、そういうジョングクさんのとこ、好きみたいです」
「は…」
「ジョングクさんに言われるのは」
王様みたいなそんなとこが、愛らしい顔に似合わなくって。
「ジョングクさんは絶対大天使サマにはなれませんね(笑)」
「……腹立つ、(笑)」
「えへへ」
ぶちゅ、と頬を摘まれて、そんなジョングクさんに私は弱々しくほほ笑みかける
「……同じように、扱ってくれるんですね、(笑)」
私が女のコとわかってしまっても、こうしてじゃれてくれるんですね。ジョングクさんて基本的に関心のないことには本当に無関心だし、こう、なんていうか、
「＿＿＿避けられるかと」
良い意味で王様さんだから、お気に入りしか傍にいさせて貰えない気がしてて
そしたらまたびよん、と頬を伸ばされた
ひょえ
「…同じじゃない」
「へ？」
「同じようになんか扱えない、だからオッパって呼べって言ったんじゃん。後輩扱いはするけど子供扱いはしないって言ったの覚えてる？そこに加えるよ。お前がAの時は、俺はちゃんと女のコとして見てるよ」
「っ、」
「…今も。見てる。
そうやって髪短くったって、男みたいな服着たって、俺には可愛くてどうしようもない、なんで、いつからただの後輩じゃなくなったんだよ、テヒョニヒョンは最初からキミを女のコとして見てたんでしょ、何なんだ、もう…俺は…っ」
なんでジョングクさんがそんなに辛そうな顔をするの…
「お前に俺はどう見えてたの…っ？」
「！」
「…手だって、こんなに小さい。こんな手でどんだけ背負ってきたんだよ、」
彼の手が私の手をそっと包んだ
「俺、お前にだけは一生適わないよ…(笑)」
頬に優しくポッポされて
「…ごめ、俺ダメな先輩だよn「ジョングクオッパ」…！」
「言ったでしょう？オッパみたいになりたいってずっと思ってきたんです、自分は」
「っ、」
「それと同時に、“私”はジョングクオッパのそういう所に惹かれて、憧れてもいたんです＿＿」
単に後輩としてだけじゃなくて、心の支えにいた。だから今度は私からポッポをした
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mila.(プロフ) - モモさん» モモさん、コメントありがとうございます。Rouちゃんの可愛さや愛らしさが伝わっていたら嬉しいです、！今後も楽しみにしてもらえるように頑張りますね！ (2020年4月14日 10時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - はじめまして、いつも楽しく拝読させていただいています。なんといってもrouちゃんの独特な雰囲気が好きです。これからも陰ながら応援しています。 (2020年4月10日 3時) (レス) id: 34ce0c79e8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、初コメありがとうございます！とっても嬉しいです。気に入ってもらえてるようでほっとしました笑 ぱるさんもお体にはお気をつけてください。いつも読んでくださりありがとうございます。これからも楽しみにしてもらえれば嬉しいです (2020年4月8日 10時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - 本当に大好きなお話です！そしてこの感想が初めてになってしまい申し訳ないです...！お身体に気を付けてくださいね、これからも応援してます！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: 95d7d2a085 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - aさん» aさんありがとうございますー！名言？みたいなの、恥ずかしいです、、笑。でも楽しんでくれていたら嬉しいです！これからもゆるっとやっていくので気長にお付き合いください〜 (2020年3月27日 20時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2020年1月12日 18時
