ep.169 ページ20
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ジョングクside
「ﾊｯ…ﾊｯ…！」
事務所入って廊下駆け足で歩いて、スタッフさんに挨拶するのさえ疎かになるくらい、急いで歩いてある部屋に向かう
バン！と
その部屋の扉を開けると、その音に怯えて体を縮こまらせたか細い
「あ、ぇ…??」
無言でつかつかと寄っていって左手首を掴みあげたら「ひっ」と声を漏らした
「ジョ、ジョングクさ、…！あのっ」
「……何も連絡ないって何なの。なんで俺の方から連絡しないといけないんだよ、もう、やめてよ、1人で居なくなったり、俺ホントに心臓持たないって。ねぇ…！」
くっと食いしばると会見以後1ヶ月以上ぶりに会ったRouは、若干怯えながら見上げるんだ、俺を。またその可愛い目で、ズルいな
「ご、ごめ、なさ…っ」
「…心配してたんだ…！あれからずっと！」
「！？」
ぎゅう、と抱きしめると懐かしい香りがして、今はその小ささが愛おしい。細いな、本気で力出したら折れそうじゃん
「どこで何をしてたの。練習室に戻ってきたってことは活動やるってことなの？ねぇ、Rouは…っ、お前は…これからどうなってくの…っ？」
仲のいいスタッフさんがこっそり教えてくれたんだ。今日この練習室にいるって
だから急いでここへ来た
「……まだ、わかりません」
「は＿＿？」
「自分は活動再開を許可されてませんし、どうなるんでしょう、ニートかもですね…(笑)」
あは、と頬をかく
なにそれ、と力が抜けて唖然としてると、ゆっくりRouが控えめに微笑んで
「ジョングクさんの香り…声…ぁああ、なんででしょう、すごく安心します、(笑)」
なんか懐かしいですね、こうして2人で練習室にいるの、と言う
違うよ、あの時とは。俺はお前を男だと思ってたんだから。今とは違う。
そう思ってお揃いのピアスに手を添えると、ビクッと体を揺らした
「ヒョ、「ヒョンじゃない」」
ヒョンじゃないでしょ
「あ、」
「オッパでしょ。ジョングクオッパ。」
「っ、」
照れ臭そうにもごもごと動く口が焦れったい。なんだよ、早く言ってよ、俺の事オッパって呼んでよ
って俺は凄く焦ってるというか、何だろうか、俺がめちゃくちゃ一方的に恋してる状況が落ち着かないんだ、振り向いてよって。
このコが、そんな一筋縄ではいかないことはわかってるんだけど
「…A、」
「!?」
「Aって呼んだ時は」
だからさ、俺が少なくともRou扱いしてない時は
「オッパ呼びね。」
決定事項だから
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mila.(プロフ) - モモさん» モモさん、コメントありがとうございます。Rouちゃんの可愛さや愛らしさが伝わっていたら嬉しいです、！今後も楽しみにしてもらえるように頑張りますね！ (2020年4月14日 10時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - はじめまして、いつも楽しく拝読させていただいています。なんといってもrouちゃんの独特な雰囲気が好きです。これからも陰ながら応援しています。 (2020年4月10日 3時) (レス) id: 34ce0c79e8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、初コメありがとうございます！とっても嬉しいです。気に入ってもらえてるようでほっとしました笑 ぱるさんもお体にはお気をつけてください。いつも読んでくださりありがとうございます。これからも楽しみにしてもらえれば嬉しいです (2020年4月8日 10時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - 本当に大好きなお話です！そしてこの感想が初めてになってしまい申し訳ないです...！お身体に気を付けてくださいね、これからも応援してます！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: 95d7d2a085 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - aさん» aさんありがとうございますー！名言？みたいなの、恥ずかしいです、、笑。でも楽しんでくれていたら嬉しいです！これからもゆるっとやっていくので気長にお付き合いください〜 (2020年3月27日 20時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2020年1月12日 18時
