ep.127 ページ28
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ジョングクside
『黄金マンネと妖精の対談』
って名前で雑誌の企画があがって、今日撮影。俺、仕事があってちょっと遅れて入ったんだけど、Rouは既に衣装に着替えていて、またピタ、と脚が止まる
「…はぁ、毎度毎度…重症か、俺は(笑)」
俺を見つけてへらりと笑うRouにもドキドキしてるし、まじ可愛い。ほんと、性別女なら即効アタックして襲ってんじゃないかと思うくらい
「見てください!今日はピンクなんです〜ふふ」
ジンさん喜ぶかなぁ、て笑うからそのまま口塞いだら暴れた。って言っても可愛いもんだけど
「さ、じゃあ始めましょうか」
インタビュアーの方と、カメラマンが動き出して
「まず最初に互いの印象は?」
「Rouを見た時は変な奴、というか、うちの事務所らしくない子が来たと思いました」
「ジョングクさんはとにかくきらきらしていて、目が痛かったです」
「あは、なにそれ(笑)」「大真面目に言ってます」「単純にゴミでも入ってたんじゃないの」「違いますよぉ〜本当に憧れたんです〜!」
そんな僕らのやり取りにインタビュアーが笑う
「本当に仲がいいんですね」
「生意気ですけど」「んぎゃっ、」
頬を摘むと変な声を上げて、けけけと笑えばシャッター音が鳴り響いた
陽の光の差し込むここは、とにかくRouの瞳が透けるように煌めいて。それが俺に向けられるもんだからグレーの瞳に吸い込まれそうになる
____なんでこいつこんな、
可愛いし、綺麗だし。中身も優しくて。落ち着く
「Rouさんはカッコイイとか、可愛いとか、それこそダンスが上手いとか、そういうジャンルに当て嵌まらないアイドルですけど。アメリカや日本の音楽チャートでも人気ですし、先輩であるジョングクさんはどう思ってますか?」
「…Rouは唯一無二です。とにかく、なくてはならない存在なんです。僕個人としても、きっと、この業界においても、彼を目にする人々にとっても。」
「うう、ヒョン、どうしたんです、褒められたら心臓壊れそう…」
「貶されたいの、マゾなの?(笑)」
「ち、違いますけど…!」
へな、と僕に抱きついてくるRou
ふわっといい香りがしてまた心臓が跳ねた
____心臓壊れそうなのは俺の方だっての…(笑)
結局対談終わり、事務所に向かうのに同じ車に乗って、Rouは死んだようにぱたりと寝てしまった
先輩の前でこんなふうになるなんて彼らしくないと思っていたら
「最近寝れてないみたいなんだ…。」とマネさんが言った
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mila.(プロフ) - てじてじさん» わあ、なんででしょう、、こちらの設定で変えられそうなら変えますね!コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからも楽しんでもらえるように頑張りますね! (2020年4月14日 10時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
てじてじ - とても面白い設定で深読みしてしまいます!素晴らしい作品をありがとうございます!私としては…私情なのですが年齢制限がかかってしまい殆どのお話が見られないのが残念です…最後に軽く今までの話の軽いあらすじのようなものを書いて頂けたら嬉しいなって思います、! (2020年4月11日 15時) (レス) id: e09dd228a8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - babe305901さん» コメントありがとうございますー!!うれしいです!主人公ちゃんがジョングクとどうなってくのか、これからの展開も楽しみにしてくださると嬉しいです! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
babe305901(プロフ) - いつも読ませていただいてます! ジョングクの手紙の言葉に涙腺崩壊しました!! これからも更新楽しみにしてます! (2020年1月8日 5時) (レス) id: d0df43b242 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - Haruka Abeさん» こちらの作品でもコメント頂けてとっても嬉しいです!今後の展開、期待に添えるように頑張りますね!応援ありがとうございます!! (2020年1月7日 17時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mila. | 作成日時:2019年11月22日 23時